見出し画像

【コーチング】もやもやした景色を変える一撃!

ああでもない、こうでもない悶々とする時

ありませんか?俺はたまにあるです。とりわけ、この年末年始のYouTubeへの取り組みなんかがそれ。「さっさと決めなよ」と、軽々しく言われそうですが、決めるためにも情報が必要だったり、目的や目標の設定が大切なわけです。何でもかんでも決めりゃ良いってもんでもない。それは雑やねん。

ここをサボると、後で振り出しに戻るリスクがある。うまくいかないと辞めたくなったり、なんでこんなことしているのか分からなくなったり。毎日投稿とかも、そうだよね。手段が目的化しちゃう。転職支援も同様。条件だけで安易に「決める」と、後悔しがち。

だからこそ、エージェントなのに安易に転職を勧めない、「転職させない転職エージェント」をやっているわけです笑。丁寧にやった方が、転職や人生の満足度が高いし、採用する法人側にとってもいいからな。俺はクライアントと長くつきあいたいから、中長期な目線でサポートするです。

とあるクライアントのケース

半年ほどキャリアコーチングをしている方がいる。「被害者意識!」の持ち主で、うまくいかないことを環境や他人のせいにしていた。なんと!そんなこれまでの人生に本人が気づいた(簡単に聞こえるかもだが、これはすごい気づき)。

そこから、改めて現状を認識して、それでもやっぱり次のステージに行きたいと考え、退職を決め、内定も獲得した!給与も今よりアップする。フィットする会社と思う。素晴らしい成果だ。

でも、なんだかワクワクしているようには見えない。

これでいいんだろうか。本人もモヤモヤして見える。なぜだろう。そこで、再び目的へ還ってみた。

「なぜ退職するんだっけ?」

「やっぱり成長したいから!」

内定先でも勿論成長に向き合えるけれど、これまでのキャリアの延長にあり、想像できる環境なのは事実。そう、ワクワクまでいかない距離感ってことだ。

しかしながら、好奇心を掻き立てられる様な、冒険ゾーンの事業をしている会社に飛び込むには自信が足りない。

むぅ。前にも行けず、かといって下がりもできず、、、。

物の見方を変えてみる

ワクワクしないなら、その選択はクライアントにとって、どうなんだろう。聴けば聴くほどに、もやもやして見える。このまま消去法で転職して、果たして望んだものは手に入るのか。

むしろ、その内定を手放した方が良いのか。心躍る職場が見つかるまで、転職活動を継続するのが良いのか。

うーん。あ、やっぱりこの人は、冒険できる状態にないよな今は。冷静に。

そもそも、内定を手放すと生活に不安が生じるのは誰だってそうだし、それを手放してでも冒険するには「絶対やり切る!」というワクワクと諦めない覚悟が必要だ。

マズローじゃないけど、生理的欲求や安全欲求が満たされないと、ステージを上げられない。うん、このまま冒険に飛び込むのは無謀だ。

※自分はセッションする時、結構アドバイスや意見を言う派です笑

「今の不安そうな状態で、チャレンジしてうまくいくイメージ湧く?」
「むしろ、内定先で頑張って、そこで実績や経験を積みながら、並行してキャリアアップに向けたトレーニングをしてみる手もあるよ?」
「就職先に全てを求めず、期待値を上げすぎず、必要なものは他で得たら良いよ」

「あ、そうします!」

おお、顔に血液が通って明るくなった。いいね!クライアントの気持ちがメチャ上がって、やる気に満ち溢れスッキリしている。次は、新しい職場で3ヶ月で成果を出すためのサポートをすることに。楽しみ!

これ、やってて面白いのは、「内定先で働く」ことそのものは、最初と何ら変わってない。当たり前だが、労働条件も元のまま。なのに、モチベが爆上がりする。気持ちを整えることで。モノの見方が変わることで。

感想

悩む時間は無駄なんだろうか。色々議論はあると思う。ただ、こうした悶々タイムと本気で向き合うことは、次の成果の角度を決める。

なぜやるのか、なぜワクワクしないのか、不安なのか、不満なのか。一つひとつ、クライアントが自分と向き合うサポートをする。時にはアドバイスや意見もいう。

最後は本人がどう感じ、どう考え、何を選び取るか。この瞬間がたまらないでやんす笑。

※なお、クライアントがこれから働く内定先は、当社が紹介した会社ではありません。あくまで本人に寄り添い人生を伴奏します。転職させない転職エージェント笑

いいなと思ったら応援しよう!