【転職させない転職エージェント】だいたいの悩みは転職しないで解消できる
渡る世間は思ったとおりに行かないことばかりや
人間関係とか給料が割に合わんとか家が遠いとか仕事がつまらんとか時間が不規則とか評価低いとかあいつムカつくとか、働くと色々とあるよな。。
俺自身、会社辞めたくなったことは、まぁまぁたくさんあったと思う。たぶん、7社くらい経験してるから、6回くらいは辞めてるな。日本だけでなく、ベトナムやシンガポールの会社、自らの起業も含めて、結構履歴書汚れている笑。キャリアチェンジも多い。
現在はそれが高じて?人材会社を起業して、人の転職や人生をサポートする仕事をしています。
転職サポートやコーチングして感じること
で、たくさん相談を受けてきて思うことは、転職下手が多いこと。転職失敗。というのは、転職はできたけど、またすぐ辞めたくなってるってこと。幸せになるための転職で、どうもそうなっていないケース。一体、何のために辞めたんや!
人によっては(とりわけ看護師や介護士などケアワーカー)、職を見つけることは難しくない。なぜなら、そもそも資格職であり、職場が人手不足なことが多いからだ。そのため、面接は容易に突破できるから、すぐ次が決まる。こんな感じで転々と職を変えて、またすぐやめて、家の近所はもう働くところがなく、1時間圏内の職場は見当たらない、みたいなケースがある。
さらにいうと、本人は何が問題かわかっていない。むう。
なぜ転職ループが起こるのか
一言で言うと、退職理由が明確でないからだ。退職理由と転職理由は異なるはずだけど、ごっちゃになっている人が多い。
今の状況がイヤ→転職!とか、
転職したい→転職する!
とか脊髄反射しがち。論理が飛躍しておる。
あるべき姿
まずは、何が問題で退職するのか、きっちり向きあうこと。
仕事がつまらない(どうつまらないのか、何が面白いのか)
給料が割に合わない(いくらあれば納得するのか)
成長できない(成長とは何か)
評価されない(なぜ評価されないか)
人間関係が良くない(どう良くないか、何が原因か) などなど。
さらに、上記に優先順位をつけて、自分にとっては何が大切なのか、どうしてか、それは解決できないのか、など考える。
自分が変われば良くなるケースも結構ある。仕事をどう面白くするか、どう成長機会を見つけるか、人事異動するために他部署へ働きかけるとか。
そう。簡単には転職させないわけです笑。あなたのために。
で、手を尽くしてもダメなら、潔くやめよう。そこまでやれば後悔もないはず。
そうして初めて、上記を解消するために転職という手段が選択されるのだ。
辞めて後悔したこと
じゃあ、お前はどうなんだというと、実は後悔一切ない。一切。6社とも納得してやめている。戻りたいなと思ったこともない。それぞれ素敵な会社だったから、入社して後悔もない。むしろ感謝しかない。
それは、毎度真剣に向き合って、何を得るために転職するか明確にしているからだ。
人生で最も悩んだ体験
は、最初の会社を退職するときだった。阪急百貨店労働組合のナンバー2で、それなりに評価を受けてたし、やりたいことは結構やれていた。次は委員長、というタイミングで、その先を考えた。30代後半から40歳くらいで職場に戻って、管理職になる。そこから役員目指して、、、みたいなキャリアパスを想像した。先が見える。それはワクワクするのだろうか。
一方で、現状には満足していたし、社内でこれ以上やりがいのある職場を想像できなかった。社内で得たいものが見当たらない。
一度の人生、このままでいいのか。もっと燃えるものがあるのではないか。チャレンジしなくていいのか、やりきったと言えるのか。それを得るなら外へ出るしかない。
でも、レールを外れて生きていけるのか。外で通用するのか。不安や恐れが結構あった。だから、退職するまで2〜3年悩んだ。悩んだ挙句に勝負すると決めて、退職した。「もっと成長したい!貢献したい!」という理由だ。
で、退職した。
その後は大して悩まない
その際に、相当向き合ったから、気合いが入っていた。30歳超えて、結婚して子供も産まれたけど、退職してフルタイムの大学院に行って、MBAを取得した。そして、ヘルスケアのコンサルファームに転職した。
その後の転職やベトナムでの起業は、ほとんどノータイムで決めた。自分の求める価値が明確だから悩まない。成長!貢献!以上。
というように、やることきっちりやったら後悔しないから、結果として幸せでいられる時間が多いと感じる。
もし転職を考えているなら、まずは止まって退職理由と向き合ってみよう。まずはそれから。必要ならサポートするので、遠慮なくどうぞ!