失われた3年半に一区切り

ノートの更新もだいぶ間が空きましたが…(すみません飽き性なもので)

やっと「コロナで失ったもの」に一区切りがつけられたと思います。

2020年春のコロナ第一波(とでもいうのでしょうか)、
この年明けから2つの「自分だからこそできる、やりたかったこと」に力を注いでいました。

1つは、新橋の麻雀店・ベルバードさんの「麻雀オフ会」企画。
僕個人では銭が取れるような大した人間ではないですが、
麻雀イベントでこの人を呼んだら…というアイデアを持ち込み、
受付は申し込みが殺到したとのこと。
滅多に僕を褒めないTさんがこのときはまあ褒めてくれました。

もう1つは、スリアロチャンネル「闘牌列伝クイズ王祭り2」。
2019年1月に企画した「クイズ王祭り」に手応えがあり、
第2回の企画も通していただき私自身とても楽しみにしていました。

しかしこれらはコロナによる緊急事態宣言により、流れてしまうことに。

この当時は他にも多くの仕事を失い、
また「クイズLIVEチャンネル」のスタジオ生放送も難しくなり
「さあどうしたものか」となっていました。
悔しさと、これから生きていけるのかという不安とで。

「クイズLIVEチャンネル」は何とか糸口を見つけ、存続の道を歩むことができました。
その他の仕事もまあ、生きていれば何とかなるみたいな感じでしたが、
ほぼ毎日のように「どうしたら上手くできるか」と一生懸命考えていた
「麻雀オフ会」「闘牌列伝クイズ王祭り2」を失った精神的ダメージは
とても大きかったと記憶しています。

その後、ネットの麻雀番組や各種イベントの動向を見つつ
2つの再開の道を探していましたが、
その間に過ぎた年月が「以前のようには行かない」という事態を生みます。
どちらもただやるだけではなく、あくまで仕事であり
「当初の劣化版にするわけにはいかない」ということもあって
結局行き詰まってしまいました。

そんな中の2021年9月、コロナに感染し入院します。
過去のnoteにも書きましたが4日間の個室寝たきり治療は地獄で、
毎日ずっとうなされ、間違いなくこれまでで一番つらい時間でした。
そこから開放され体調も戻っていく中、病院のベッドで
「もう自分の好きなとおりにやろう」と心に決めました。

退院後、クイズ勢の麻雀大会「ロンオブ」の計画を動かし始めます。
2014年、プロ麻雀界に私がクイズを持ち込み、
それに加わっていただきご縁ができた方を中心に協力を得ることができ、
2022年に「年間6回程度の大会」「チャンピオン大会を生配信」という形で
「ロンオブ」を始めるに至りました。
いつもお世話になっている松嶋桃プロをはじめ、
運営・ゲストで多くの方々に関わっていただきました。
たまに「佐々木さん顔広いですよね」と言われるのですが、
実際確かにほとんどの人が一度はご縁があった方ばかりとはいえ
普段の自分はそんなに人付き合いがないので…
ご協力いただけている皆様のおかげとしか言えません。
「ロンオブ」はおかげさまで、2年目も順調に行えています。

そして2022年度のロンオブで
「チャンピオン大会の優勝賞品をどうしよう」と考えたとき、
「闘牌列伝クイズ王祭り2の出場権にすればいい」と思いつきました。
この番組を再開に結びつけるにはちょっと大きめのハードルがあり、
それをクリアしてまでやるメリットは…という問題があったのですが、
最終的に自分が「闘牌列伝クイズ王祭り2をやりたい!」という思いが強くなり、
番組として成り立たせるにはどうすれば良いか必死に考え、行動に移します。

そして2023年新春、「闘牌列伝クイズ王祭り2」の実施が内々で決定。
9月24日に放送され、大変多くの方にご視聴いただきました。

「麻雀オフ会」も「闘牌列伝クイズ王祭り2」も、
時間がかかりましたし形も変えながらではありますが、
やっと自分の満足がいく形で行うことができました。

これで終わりではなく、ここから先に繋げていくために
まだまだ頑張らなければいけませんが、
やっと「コロナに一区切りがついた」と自分は言っていいのでは、と思っています。

よろしければ「闘牌列伝クイズ王祭り2」ぜひご視聴ください(有料ですがぜひご覧いただきたい!)
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=cZtmooO9ubM

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