測光モードって
あなたは写真について不安をもっていませんか?
『写真を褒められたい・・・』
『写真がなかなか上達しない・・・』
この問いかけにグサッと来た人。
これはあなたの為に書いた記事です。
測光モードを使いこなすことで写真は格段に
上手くなります。
いつも同じ測光モードにしていませんか?
(マルチマルチパターン、評価測光)
カメラメーカーによって呼び方は違いますが
同じような測光です。
この記事を最後まで読むことで、
悩みが消えて写真が
上手くなることをお約束します!
自己紹介が遅れました。
写真歴30年のフォトグラファーのやすひこです!
写真教室に通った経験と独学経験を活かして、
これからカメラを買う方や初心者の方に
アドバイスしたりフォトグラファーとして
活動しています。
測光モードとは
被写体の明るさを測ることで
画面内(モニター、ファインダー)のどの部分の明るさを
どのように測光するのかを決めるのが測光モードです。
測光モードの種類
ソニーの場合
マルチ・中央重点・スポット・画面全体平均・ハイライト重点
キヤノンの場合
評価・部分・スポット・中央部重点平均
カメラメーカーによって多少の違いはありますが大体、似ています。
マルチ・パターン測光と評価測光は、ほぼ同じです。
マルチ測光
モニター、ファインダーを複数に分割して、各エリアごとに
測光し、画面全体の最適な露出を決定する。
中央重点測光
画面の中央部分の明るさを基準に光を測るモード。
画面全体平均測光
画面全体を平均的に測光するモード。
画面全体の明るさを均等に測り、その平均値に
基づいて露出を決定します。
ファインダー、モニターの中心に重点をおいて
光を測ります。
構図や被写体に関係なく露出は変化しにくい。
ハイライト重点測光
画面内の最も明るい領域を自動で検出し、そこに
重点を置いて測光することでハイライト部の白とびを
防ぐモードです。
スポット測光
被写体の特定の部分を測光するときに使います。
ファインダー中央部の約1.3%の範囲を測光します。
明暗差が大きくてもピンポイントでその部分に露出を
合せてくれます。
(舞台撮影・コンサートなど特定の人物を撮影したいとき)
評価測光
撮影シーンに応じて、カメラが自動的に露出を自動補正する。
モニターを何分割にして、それぞれの場所の明るさを測って
明るいところは露出をおさえ、暗い場所は露出を上げるなどカメラが
自動的に調整してくれます。(一般的なシーンに適しています)
部分測光
逆光のときに使うと人物は明るく、背景は適切な明るさで
露出します。
まとめ
上記の写真は測光モードの違いによる露出の違いを表した写真です。
条件は、一緒で部屋の照明は蛍光灯で、被写体からカメラの距離は
同じです。
いずれも、絞り優先モードでF3.5、ISO感度1250、レンズは単焦点
50mm F1.8 STMです。
①はシャッター速度は1/100秒。②1/60秒。③1/25秒。④1/100秒。
⑤1/125秒というように測光モードを変えるだけで、露出は変化します。
撮影シーンで測光モードを切り替えることで適正な露出を得られます。
例)
逆光の時は人物に露出を合わせると背景は白とびします。この時は、
ソニーではハイライト重点測光で露出を測ると白とびを抑えられます。
ただアンダーぎみになるのでレタッチで調整する必要が出てきます。
最初のうちは、わからないと思うので、撮影シーンで色々な測光モードを
試していただいてこの撮影の時は、この測光モードを使うようになれると
思い通りに露出をコントロールできます。
どこのカメラメーカーも名前の違いがあっても基本的には同じと考えても
大丈夫です。
ただ、カメラの機種によっては使える測光モードに
違いがあるので新しく購入されるときはカタログなどで
チェックするといいですよ。
ここまで読んでいただいて
ありがとうございます。
これからもカメラに関する情報とか
撮影ノウハウを発信していきますので、
楽しみにお待ちください。
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