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90年代私的邦楽ベストアルバム70(ぐらい)

次のルールで私的ベストを選んでみました。

1.90年代にリリースされた日本人アーティストの作品
2.僕がCDを持っている(後からストリーミングで知ったわけではなく、買って聴いていた)
3.「当時好きだった」ではなく「今聞いて良いと思うか」

です。

なので、当時(発売日リアルタイムとは限りませんが、少なくとも2000年代ぐらいまでにCDを入手していた)から興味を惹かれて、かつ今でも良いなと思ったアルバムたちです。

なお、1アーティストというか、同じボーカリストは1枚に限定しています。桑田佳祐サザンソロで2枚ランクイン、大槻ケンヂ筋肉少女帯ソロUnderground Searchlie特撮で4枚ランクイン、みたいなことは避けました。

特に枚数は決めずに選びましたが、(数え間違えていなければ)70枚になりました。一度選び終わったら69枚で「ロック」でキリがいいと思ったら70枚だった。もう一度数えたら69かも。まぁ、枚数にはこだわってない、というところです。

「僕がCDで持っている/いた」という基準なので、もちろん同時代の網羅性はありません。ただ、「今聞いて良い」ものなので、今の僕がお勧めできる90年代邦楽名盤リストではあります。基本的に「歌心があるもの」「グルーヴがしっかりあるか、バンドサウンドのダイナミズムがあるもの」が今の僕の好みのようです。

なお、全てApple Musicにあります。たとえばムーンライダースは「ムーンライダースの夜」か「Bizzar Music For You」にしたかったのだけどファンハウス時代のアルバムがストリーミングにないので「最後の晩餐」に。たまPizzicate Five中島みゆき山下達郎WANDSあたりも候補としては思いつきましたが90年代当時のオリジナルアルバムがストリーミングになかったので聴き直しませんでした。CDがあるから聴けるんですが、リーチしやすさを考えて今回は割愛。なお、中島みゆきは一部のシングル曲だけはストリーミング解禁しているんですね。中島みゆきのアルバムが聴けたならEAST ASIA歌でしか言えないで迷ったところ。

また、ベストアルバムは選んでいません。すべてオリジナルアルバム。徳永英明INTRO.Ⅱ小田和正Oh Yeah!COALTAR OF THE DEEPERSThe BreastrokellTUBETUBEst Ⅱあたりはシングルリリースだけでオリジナルアルバムに入っていない当時の新曲かつ僕にとっての名曲(夢を信じてラブストーリーは突然にMy Speedy Sarahさよならイエスタデイ)もあるしいいかなぁと迷いましたが、やはりオリジナル盤の方が時代の空気がパッケージされているので。

それではどうぞ。リリース日順です。

1990年

LINDBERG / LINDBERG III (1990年4月21日)
バブルガム・ブラザーズ / BORN TO BE FUNKY (1990年9月21日)
LÄ-PPISCH / make (1990年10月17日)
井上陽水 / ハンサムボーイ (1990年10月21日)
岡村靖幸 / 家庭教師 (1990年11月16日)

1991年

ムーンライダーズ / 最後の晩餐 (1991年4月26日)
ヤプーズ / ダイヤルYを廻せ! (1991年6月7日)
X JAPAN / Jealousy (1991年7月1日)
TMN / EXPO (1991年9月5日)
爆風スランプ / 青春王 (1991年9月21日)
徳永英明 / Revolution (1991年10月5日)
PRINCESS PRINCESS / DOLLS IN ACTION (1991年12月7日)
長渕 剛 / JAPAN (1991年12月14日)

1992年

BLANKEY JET CITY / BANG! (1992年1月22日)
NEWEST MODEL / UNIVERSAL INVADER (1992年2月21日)
米米CLUB / Octave (1992年6月25日)
槇原敬之 / 君は僕の宝物 (1992年6月25日)
サザンオールスターズ / 世に万葉の花が咲くなり (1992年9月26日)
B’z / RUN (1992年10月28日)
CHAGE and ASKA / GUYS (1992年11月7日)

1993年

UNICORN / SPRINGMAN (1993年5月21日)
TUBE / 浪漫の夏 (1993年6月19日)
BO GUMBOS / GO (1993年12月12日)

1994年

橘 いずみ / 太陽が見てるから (1994年1月12日)
筋肉少女帯 / レティクル座妄想 (1994年4月21日)
m.c.A・T / m.c.A・T (1994年7月21日)
小沢健二 / LIFE (1994年8月31日)
LUNA SEA / MOTHER (1994年10月26日)
THE BOOM / 極東サンバ (1994年11月21日)

1995年

TRF / dAnce to positive (1995年3月27日)
JUN SKY WALKER(S) / nine (1995年5月21日)
SUPER JUNKY MONKEY / SCREW UP (1995年5月23日)
カーネーション / a Beautiful Day (1995年8月19日)
スピッツ / ハチミツ (1995年9月20日)
L⇔R / Let Me Roll It! (1995年12月16日)

1996年

globe / globe (1996年3月31日)
玉置浩二 / CAFE JAPAN (1996年9月13日)
YEN TOWN BAND / MONTAGE (1996年9月16日)
人間椅子 / 無限の住人 (1996年9月20日)
FLYING KIDS / 真夜中の革命 (1996年11月25日)
L’Arc〜en〜Ciel / True (1996年12月12日)

1997年

サニーデイ・サービス / 愛と笑いの夜 (1997年1月15日)
THE YELLOW MONKEY / SICKS (1997年1月22日)
Mr.Children / BOLERO (1997年3月5日)
JUDY AND MARY / THE POWER SOURCE (1997年3月26日)
BONNIE PINK / Heaven’s Kitchen (1997年5月16日)
電気グルーヴ / A (1997年5月14日)
川本真琴 / 川本真琴 (1997年6月25日)
黒夢 / DRUG TREATMENT (1997年6月27日)
HAL FROM APOLLO ’69 / Suck My Blood, Baby (1997年7月24日)
Cornelius / FANTASMA (1997年8月6日)
エレファントカシマシ / 明日に向かって走れ-月夜の歌- (1997年9月10日)
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT / Chicken Zombies (1997年11月1日)
MOON CHILD / MY LITTLE RED BOOK (1997年11月27日)

1998年

the pillows / LITTLE BUSTERS (1998年2月21日)
シャ乱Q / 孤独 (1998年3月25日)
eastern youth / 旅路二季節ガ燃エ落チル (1998年6月21日)
スガ シカオ / FAMILY (1998年6月24日)
クレイジーケンバンド / PUNCH! PUNCH! PUNCH! (1998年6月25日)
the brilliant green / the brilliant green (1998年9月19日)
KEMURI / 77 Days (1998年9月23日)
hide with Spread Beaver / Ja,Zoo (1998年11月21日)
華原朋美 / nine cubes (1998年11月26日)

1999年

椎名林檎 / 無罪モラトリアム (1999年2月24日)
宇多田ヒカル / First Live (1999年3月10日)
BOaT / SOUL, THRASH, TRAIN (1999年3月26日)
くるり / さよならストレンジャー (1999年4月21日)
矢野顕子 / GO GIRL (1999年6月28日)
Hi-STANDARD / MAKING THE ROAD (1999年6月30日)   
あがた森魚 / 日本少年2000系 (1999年12月1日)



以上、それぞれのアルバムへのコメントは一気に書ききれないのでまたの機会に。

それでは良いミュージックライフを。

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