これからも経営をしていくために大切にしたい価値観
感動して涙が出た記事を共有させてください。
私が小中学生の頃に野球スクール(野球塾みたいなところ)で指導してくれていた佐藤さんが東北高校の監督に就任され、春の甲子園への出場を確実なものにしました。
本当におめでとうございます!
佐藤さんは記事の中で「子どもたちに野球を返す」を話しているんですが、私の経営者像にも佐藤さんの影響はあるんだろうなと思いました。
11年間続けられたメンタルだけが野球からの唯一の学びだと思っていた
私は小学2年生から大学1年生まで野球をしてきましたが、野球が嫌いでその後、グローブに触ったのは数回です。
今でも週に2~3回は中学野球や高校野球の夢を見ます。
どんな夢かというと「打ち合わせがあるのに打席立たなければならない」とか「何で経営者でもう野球は引退したのに練習したり、監督から怒られたりしなきゃいけないんだ」とか「PCは持ってきたけどスパイク忘れてシューズしかないやばい」とかね。
そのくらい部活動としての野球というものが嫌だったんだなと。
何が嫌だったのか考えると、一個人の先輩はいい人であるものの、先輩という括りになると年が1つや2つしか変わらないのに言ってることに従わないといけないことや、同じ人間なのに自分の権力を活用して理不尽に怒ってくる指導者たちだったのかもしれないと思います。
本当に数多くの疑問を抱え、
・なぜ髪は短くしないといけないんだろうか
・なんでこんなにも練習時間が長いのか
・この練習メニューの目的は何?みんな理解してやっているのかな
と思っていました。
当時の野球の嫌さと比較したら今経営をしていて大変なことがあっても大したことないなと思えることばかりです。
今までそんな嫌なことを11年間続けられたメンタルだけが唯一の学びなのかもしれないと思っていましたが、佐藤さんの記事を読んで違うことに気づきました。
野球をしていたときの気持ちで人生を過ごしたくないという想い
当時、野球をしていたときの気持ちで人生を過ごしたくないという想いが自分の人生の方向や今の経営方針に反映されているなと思いました。
記事の中にはこれからの経営者として人生を過ごしていく中で大切な価値観が書かれています。
・失敗に対して原因などをお互いに理解することは大切だけど、失敗自体を起こっても意味がないこと
・自由のなかにある責任を感じてもらうためにルールを守らないければ厳しく指導するが、自分自身も同じペナルティを背負うこと
・髪を伸ばしたり、ウォーミングアップ時に音楽を流すなど、今までのしきたりや常識を疑い意味のある改善をおこなっていくこと
などはここに書かれていますが、私には佐藤さんに10歳〜15歳の5年間でもらった言葉が頭にたくさん出てきて、さらに考え深いです。
「泰英はいつも新しいメンバーが加わると一番に話しかけに行っている」と言われたこと
私は正直野球は上手な方ではありませんでした。なのでプレーで褒められることってそんなにあったかと言われれば思い出せないのですが、「泰英はいつも新しいメンバーが加わると一番に話しかけに行っている」とよく言われていたことを覚えています。
その言葉を今でも覚えているということは自分にフィットした価値観なんだと思います。
今、経営者になり多くの素敵な仲間に出会え、事業を成長させることができているのは「初めて会う人にも積極的に声をかけ、よかったら仲良くしてください」という小さい頃の価値観を受け継いでいるからかもしれません。
価値観を見つめ直すための神様からの贈り物
今、私は0から1を立ち上げる起業家から組織を作り、仲間と一緒により遠くに進んでいける経営者になれるかを試されていると思っています。
そんなタイミングでこの記事と出会い、自分自身が大切にしたい価値観を見つめ直すことができたことは神様からの贈り物だなと思いました。
東北高校が甲子園で活躍する姿もすごく楽しみですが、その活躍に負けないくらい私も大切にした価値観を忘れずに世の中の役に立つことができるよ頑張っていきたいと思います。
ここまで辿り着いてくださったあなたへ。人生で誰と出会い、どんな縁があるかはわかりません。でもそれを楽しむことができる人生こそが、発酵ある毎日だと私は思っています。サポートはみなさんとコラボするために使いたいので、意思表明としてお気持ちいただければ嬉しい限りです。