【第四章】number oneであり、only oneでありたい気持ちが僕を動かした。
昨年、最も素敵な記事が宇都宮大学のメディアより公開されました。
今回その記事に本人談を追加して、noteにて公開することを決定いたしました!
いつもアグクルの事業内容に数多くフォーカスしていただきますが、その記事はありのままの入学は社会人1年目の5年間について取材していただきました。
振り返るとこの5年間は常に「本質とは何か?」を自分自身に問い詰めた時間でした。
「なぜ僕らは生きているのだろうか?」
「この世で最も大切なものはなんだろうか?」
「僕らは人生をどう生きていきたいのか?」
そんな多くの問いを進みながら探った結果のスタートラインが“発酵起業家”になることだったことは私の人生の誇りです。
※以下は宇都宮大学のメディア18歳からのとちぎ学の小泉インタビュー記事「起業までの道、本物を突き詰めたからこそ見えたモノ」を引用させていただきます。
なおインタビュアーは2019年12月までアグクルで一緒に働いていた学生メンバーの佐藤綾香ちゃんです。
インターンを辞めてから、色んな人と出会う中で自分は、コーディネーターは向いていないように思い、茨城のアスパラ逃走事件からプレーヤーではないように思い、自分は何になりたいのか考えていました。
命を注げるモノを見つけたいが見つからないという日々を過ごしました。
そんな時、やはり、あの事件から克服せずに、次の道へは進めないなという小泉さんの向上心や悔しさが農家にもう一度研修する行動へと導きました。
そこは、無農薬の米農家でした。
無農薬は、体に負担がなくいいものでありますが、普通のお米よりも労力は2倍で値段も2倍、農地を拡げるのも大変で、面積を増やしたくても人はいないといった問題を抱えていることを知りました。
農家と小泉さんは、解決に向けて議論を重ねる中で、2人の共通の想いは「パッケージを良くするだけで値段を上げるのは違う。本物の価値が高まるなら値段を上げよう。」ということでした。
小泉さんは、その農家さんよりお米を譲っていただき、製造して販売をしてみたいと提案しました。
「農家はお米の生産のプロであるが、販売のプロではない。だから小泉くんが挑戦するなら協力するよ。」と後押しをしてもらったことから、発酵によって本質的な付加価値を生み出す人になろうと決心し、活動を始めました。
ここまでを振り返り、多くの大学生は、小泉さんの話で考えると、DOTHESAMURAIでのインターンを経験したところで、大学生としてやりきったね!と周囲から評価もされ、卒業へ向かうのではないかと思った私は、「小泉さんは、どうやって、インターンから米農家に研修し、そこで自分にしかできないと思うものに出会えたのか?」質問しました。
するとその答えは、「number oneであり、only oneでありたい気持ちかな」と話されました。
1番になりたい。
そして、自分にしかないもので1番になりたい。
この思いが、小泉さんを次の行動へ導き、自分にしかできないモノを見つけるまでに至ったのではないかと振り返っていました。