起業家が「鬼滅の刃」を見た方がいい3つの理由とは?その1
こんばんは、発酵のやすです。
普段は発酵スタートアップとして、免疫力を高める料理を時短で実現する発酵調味料「おりぜ」を開発製造して販売しています。
今日は「起業家が鬼滅の刃を見た方がいい3つの理由とは」と題して話していきます。
3つの理由を1記事にまとめてしまうと長いので、1つの理由ごとに区切り、今回は理由の1つ目です。
鬼滅の刃はNetflixでもAmazon prime videoでも見ることができるし、20分が26話くらいなので数日あれば見終えることができます。
漫画はこれからですが、アニメの先まで進んでいるので、見終わってハマった人は、漫画も読むと先のストーリーを知ることができます。
そもそも鬼滅の刃がどんな話なのかざっくりでも知りたい人のために、Wikipediaと公式のあらすじのリンクを貼っておきます。
①ミッションを持ったやつはどんなことがあっても諦めない
主人公の炭治郎(以下、炭治郎)は、鬼になってしまった妹・禰豆子(ねずこ)を人間に戻すために鬼を倒す鬼殺隊(きさつたい)になり、鬼業界のボス(鬼舞辻󠄀無惨)を倒すことをミッションとします。
これをビジネスで考えて見ると、自分が解決したい課題のために、起業家になり、今までの既存の業界の構造を壊そうとか世の中を良くしたいみたいな感じですかね。
でもそんな簡単にはボスを倒せませんし、すぐに戦えるわけではありません。
ボス以外は余裕で倒せるかというとそんなこともなく、ボスの手下たちに苦しめられます。
僕ら起業家も同じです。
いきなり今までの業界を変えたいとか、もっと世の中を良くしたいと言っても、ほとんどが変えてる感じがしない地味なことを毎日します。
いきなり最高のメンバーがいて、何も言わなくてもミッションを共通理解して動いてくれるなんてことはないし、自分は決断をしていればいいといわけではありません。
まず自分が腹落ちしているミッションを見つけることも大変ですが、ミッションを見つけてもそれをどんな方法で実行するかを考えることから始まります。
例えば、小さなバグを自分の手で直したり、一通のFacebook投稿やメルマガなどの発信を自分で考えて、送ったら分析して、どう良くなるかを試行錯誤するのも全て構想ではなく、自分で手を動かし、実行しなければなりません。
炭治郎も起業家も2年修行してやっと戦える土俵に立つ
炭治郎は鬼と戦える自分になるために2年近い修行を重ね、やっとボスではなく鬼業界の平民と戦えるスキルを身に付けます。
アニメでは数巻でそこにたどり着きますが、起業家にとって2年は過ぎればあっという間ですが、戦っているときは楽ではありません。
勢いと想いで起業してしまった日のことを後悔する日もあるだろうし、毎月、資金調達したキャッシュがなくなる日が来るとこのままでいいのだろうかと不安になります。
最近はすぐにピボットして、少し挑戦してうまくいかなかったら諦める傾向にある気がしています。
でも炭治郎だってそもそも鬼と戦えるようになるまでに2年もかかっているし、「石の上にも3年」って言葉もあるくらいです。
辛抱して毎日に向き合う必要があります。
信じた道で挑戦し続けること
炭治郎も強敵に対して自分の弱さを知り、諦めそうになりますが諦めはしません。
なぜなら大好きな妹が人間に戻るためには、鬼業界のボスを倒すことしか糸口はないからです。
僕らも同じです。
心の奥底から腹落ちしたミッションを達成するために、自分にできることはここにしかないと信じることができていれば、挑戦するしかないのです。
例えどんなに苦しくても、諦めそうになっても、自分が実現したい未来の姿はその先にしかないと思って少なくとも3年は進み続けなければなりません。
きっと3年では足らないでしょう。
炭治郎を見ていると、自分が信じ切れたミッションを持ったやつはどんなことがあっても諦めないということを感じさせてくれます。
どんなときでも、諦めず、油断せず
少し余談っぽくなるんですけど、すごく心に残ったシーンがあります。
途中で、めっちゃ強い子どもの敵をバカにした鬼殺隊員が一瞬で殺されるシーンがあります。
正確にこう言ったということでないですが、彼は殺される前に「こんな子どもなら俺でも簡単に殺せる。俺は安定して出世したい。出世すればお金も多くもらえるから。みんなが死んだ中で俺が鬼を倒して帰れば、出世できる。」といってその数秒後に一瞬で殺されます。
その姿を見た炭治郎は、油断せず相手に向かうことになるのです。
殺されてしまった彼には、ミッションもなく自分のために戦っていた結果、心に隙が生まれ相手の能力を見誤ったのでしょう。
「ミッションなんてなくてもいい。」という考えにも賛同しますが、ずっとそうでいいわけでなく、やっぱり挑戦する中でミッションを探す努力は必要なのだと思います。
そうすることで僕らどんなときでも、諦めず、油断せず戦えるのです。
ここまで辿り着いてくださったあなたへ。人生で誰と出会い、どんな縁があるかはわかりません。でもそれを楽しむことができる人生こそが、発酵ある毎日だと私は思っています。サポートはみなさんとコラボするために使いたいので、意思表明としてお気持ちいただければ嬉しい限りです。