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【必見】栃木の有形文化財ホテル「飯塚邸」の3つの魅力とは?

はじめに

先日、宇都宮市のレストラン下野農園にランチに行ったところ、代表の藤井さんに結婚祝いとして飯塚邸1泊をプレゼントしていただきました。(下野農園はサラダバーも新鮮でとっても美味しい。ここもぜひともおすすめしたい!)

藤井さんは下野農園だけでなく大田原ツーリズムという会社も経営されており、飯塚邸はその会社の事業の1つ。

この記事では私たちが伺った飯塚邸の魅力について美咲がお伝えしたいと思います。

【魅力①】和と洋の融合が、心身ともに癒す

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有形文化財である門をくぐるときれいな日本庭園が広がっています。

芝もきれいに整備されており、夜はライトアップがとても美しい。

夏の夜、縁側でしっぽりとお酒を飲む時間がとても穏やかで贅沢をしている気持ちになります。

なんとなく話し始めてしまった思い出話が弾むでしょう。

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 外観や部屋の造りは畳や障子など「和」だけれども、カーペットやソファ、ベッドにシンクなど、私たちの生活に近い「洋」の家具が置いてあります。

一見マッチしてないように思われるかもしれませんが、和の懐かしさと洋の日常が心地よく感じ、むしろ快適です。

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 和に慣れているご年配の方の中でも、座るのはイスのほうが良いという方もいるかと思います。

子どもからご年配の方までゆったりとした時間を過ごせるでしょう。

【魅力②】新形態のホテルで楽しみながら働くスタッフと温かいおもてなし

 私たちを迎えてくれた、川西さんとナタリーさん。

もともとホテルで働いていた川西さんは、お話しを聞かせていただくなかで新しい業態のホテルと聞いて面白そうなので挑戦したくなったとのこと。

丁寧だけど堅苦しくない、フレンドリーだけど鬱陶しくない距離感が心地が良かったです。

ほんのちいさなところに気配り・心配りがされており、家に帰ってからもお二人の思いやりに気がついて温かい気持ちになっています。

ナタリーがまちを案内するのでいかがですかと誘われ、私たちは即座に行きたいですと答えました。

ナタリーさんは外から来た視点で地元に根付くお店の魅力を見つけて紹介しているようで、地域への愛がつまった案内を受けることが出来ました。

【魅力③】地域全体で1つのホテル

部屋で少しゆっくりしたのち、ナタリーさんと街にくり出しました。

建物の歴史や昔はたばこの産地だったこと、歴史の話で終わるのかと思いきや、地元の味噌やさんや洋服屋さんにお邪魔して地域の方とお話させてもらいました。

みなさんの私たちへの優しさや温かさだけでなく、ナタリーさんへの優しさも感じられました。

こうして私たちを歓迎してくれているのはホテルのコンシェルジュさんたちの日頃からの地域の人への関係性づくりが欠かせないかと思います。

観光目的でホテルに泊まることはあっても、普通のホテルじゃ地域の人と実際に触れ合うなんてできないと思います。

今までやったことはありません。

地域おこしでよく「地域の人との触れ合い」ができたらいいよねという意見はよくあるけど、それを実現していてほんとに素敵だと思いました。

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(金子味噌さんでみた木桶)

ホテルで完結するのではなく、街全体で1つのホテルだと感じました。
ホテルの価値に留まらず、地域全体の価値を引き出している素敵なホテル。

こちらのホテルは夜ご飯がついてないし、お風呂も温泉というわけではありません(もちろんきれい)。

夜ごはんはお寿司やおそば、イタリアンやハンバーグなどを実際にホテルの人が食べに行って美味しいと思ったものをオススメしてくれますし、温泉も行きたい場合は紹介してくれます。(車で送迎してくれるのでお酒も飲めちゃう!)

その意図はホテルで完結させるのではなく、地域のお店も巻き込んでいくことなのではないでしょうか。

地域が活性化することはもちろん、お客さんからのニーズもあると思います。

お客さんからしてもご飯はこだわりたいけどお風呂は普通でいい、温泉は外せない等、1組1組理想は違うと思います。

旅行もパックだけでなくも単品のニーズもあるように、一流ホテルなのに自分でカスタマイズできる余白が残されていることも魅力の1つと感じました。

また行きたいと思ったときに、次はこのご飯を食べにいこう、次はこんなプランにしよう、またあの味噌屋さんに会いに行きたいなと那珂川町に行く前提でなにをするかの幅が広がるイメージが湧きました。

【おまけ】飯塚邸のおもてなしは栃木づくし!

使っている素材も栃木県内のものでした。

・大谷石の風呂
・那須烏山の和紙の電灯
・小砂焼きの茶碗や花瓶
・県内で有名な秋元さんのコーヒー
・ウェルカムプレートのサラダ。
・地元の野菜とみそやさんの味噌
・近くのお菓子屋さんのお菓子
・朝食は地場産のものをたっぷりつかったお弁当

地域のもの・栃木県内のものがたっぷり詰まっている!

写真撮り忘れた…(私のばか!!)ぜひ直接見に行ってください!

いろんなところに地域への愛・栃木県愛が溢れています。

藤井さんからも川西さんやナタリーさんからも栃木への大きな愛を感じて心がほっこりしました。

おわりに

どんなひとに来てほしいか妄想しました。

➀首都圏の子どもが巣立った後の夫婦
(ぴったりな感じがした)
②マイペアレンツ
(最近結婚したので、両家の親を招待してゆっくり過ごしたい。と自分が思った。3人ずつ泊まれる元「蔵」の部屋もあってちょうどいい)
③地域おこし・まちづくり・ゲストハウスやっている人
(私も地域活性化の分野からの視点も持って泊まらせてもらいましたが、地域型の宿泊施設の1つの形としてとても勉強になるし面白いしいい時間になること間違いなし。)

にぜひ泊まってほしいと思います。

そんなわたしからの「飯塚邸をお勧めする3つの魅力とは?」でした!

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小泉泰英 | Yasuhide Koizumi
ここまで辿り着いてくださったあなたへ。人生で誰と出会い、どんな縁があるかはわかりません。でもそれを楽しむことができる人生こそが、発酵ある毎日だと私は思っています。サポートはみなさんとコラボするために使いたいので、意思表明としてお気持ちいただければ嬉しい限りです。