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ABCashに入社して3年が経ちました。
こんにちは、普段「お金のトレーニングスタジオ ABCash」というサービスのクリエイティブ責任者をしています、清水と申します。
私は2020年の年末に一人目のデザイナーとして、ABCashに参画しました。
当時はまだ30人ほどのどベンチャーでしたが、約3年経った今では、社員の数は100名近くになりました。
普段発信などあまりできていなのですが、少し3年間を振り返ってみたいと思います。
1年目:デザイナーが作ったものが一つもない
1年目はとにかくあらゆるものを作るのに精一杯だった1年でした。
LP・バナーといったマーケティング領域から、サービス内で使用するスライドや教科書などなど…(当時は社内にデザイナーがいなかったため、非デザイナーがバナーやスライドを必死に作成してくれていました)
僕と同時期に入社してくれたデザイナーの子と日々100本ノックの如くモノを作っていました。
それと同時にデザイン組織はマーケティング部と一緒にマーケティングの効率化がメインテーマになりました。
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2年目:マーケティングに注力
クリエイティブ部門のメインのミッションは変わらず、マーケティングの効率化でした。
日々LPのABテストを行い、バナーの検証を行いながら、会社からアウトプットされるものを全てデザイナーが手を入れたものにしていきました。
当時ブランドアンバサダーを務めていたローラさんのKVや動画のディレクションもしました。企画からアウトプットまで任せていただき、山手線ジャックなども経験できました。
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まだまだ「金融教育サービス」が一般的ではないので、お金の勉強ができる場所があるという認知獲得のための認知プロモーションも行いました。
3年目:マーケティングからサービス全体のブランディングへ
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3年目は引き続きマーケティング領域を軸にしながら、私自身は生徒さんへのインタビューなどを行いながら、サービスの本質的な価値をアップデートする動きを行いました。
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実際にサービスを使っていただいた方々の思いを聞くと、本当にお一人お一人の人生を変えるサービスを提供していることを知ることができました。生徒さんの声ほどリアルにサービスの良さや課題を知ることができる機会は本当に重要でした。
ABCashではマンツーマンのお金のトレーニングを提供しています。だからこそ、トレーニングを提供するコンサルタントの質、態度などはサービスの体験やブランドイメージに直結します。
ABCashでは今ままで腰を据えてブランディングというものを行ってこなかったのですが、新入社員も増えている今だからこそ、まずはインナーブランディングをきちんと行い、サービスの「認知〜入会〜卒業」までの生徒様の体験全体をデザインしていく必要性を強く感じるきっかけになりました。
会社のMVVやブランドピラミッドの作成
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会社のミッション・ビジョン・バリューの見直しなどのタイミングも重なり、会社としてのミッションの再確認を行い、そこからブレイクダウンして「ABCash」というサービスの提供すべき価値は何なのか、サービスのふるまいはどうあるべきかを「ブランドピラミッド」という型を使って、全社員を巻き込みながら作成しています。
4年目:これから
3年間経ってみて、まだまだ課題もたくさんありますが、サービスを伸ばすためにより本質的な部分のデザインに手を伸ばせてきている感覚があります。
表面的なデザインにおいてももっとできることは、たくさんあると思いますが、「お金の不安に終止符を打つ。」という会社のミッションに近づくために、自分たちが今何をすべきかを考えつくして、ABCashをどなたからも愛されるサービスにしていきたいと思います。