🏛 医師臨床研修医制度の歴史 🏛

1946年(昭和21年)
・実地修練制度(インターン制度)が創設され、大学医学部卒業後、医師国家試験受験資格を得るための義務として、「卒業後1年以上の診療及び公衆に関する実地修練」を行うこととされた。

1968年(昭和43年)
・実地修練制度の廃止と臨床研修制度の創設があり、医師免許取得後も2年以上の臨床研修を行うように努めるものとするとされた。

2004年(平成16年)
・新医師臨床研修制度が創設され、診療に従事しようとする医師は2年以上の臨床研修を受けなければならないとされた。

2010年(平成22年)
・臨床研修制度の見直しが行われ、必修科目の弾力的な変更などが行われた。

2015年(平成27年)
・臨床研修制度の見直しが行われ、研修希望者に対する募集定員の割合が縮小され、都道府県が上限の範囲内で各病院の定員を調整できる枠が追加された。研修医の募集定員には全国の定数管理や地域別の偏在調整が行われておらず、研修医が都市部に集中する傾向が続いていた。全国の募集定員の総数も研修希望者の1.3倍を超える規模まで拡大していたため、募集定員の割合が縮小された。

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