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映画「金の国水の国」について
映画を観てから、早や4ヶ月。
油断していたら4月半ば過ぎ、かなり遅くなってしまいました。
2023年1月27日劇場公開された、アニメ映画「金の国水の国」
昨年試写会に行ってきた感想を書いておきたいと思います。
色々あって、遅くなってしまいましたが、感動した気持ちは残っているので。
演じられた声優さん、監督さん他スタッフの方々あっての劇場公開のアニメ映画。舞台挨拶付きの試写会は、少し前のガンダム以来なのでドキドキしながら参加しました。
まずは内容から、
宗教感をほとんど出さずに両方の国を表現したことは、素晴らしいと思いました。
中東と思われる「金の国」
遊牧民の国と思われる「水の国」
建築や習慣・風俗から察せられる両国の差異は、難しい処だったと思います。
音楽のエヴァン・コールさんの曲は素晴らしく、映画にピッタリでした。
オープニングに映画のテーマ曲の生歌も聴くことができました。
ただ会場の調整の影響か、音割れが酷く。しっかり聴けたのは、後日。そこだけは、凄く残念に思いました。
そして、他の映画の試写会やロードショーでも、常々思うことですが。
最近、『感動の押し付け』が激しいのです。
感動や情感を指図されたり、干渉されたりと、試写会の感激も薄れてしまいます。
素直に『なにもの』にも左右されないで、感想なり感激を述べられたら……。本当に、そんなことを考えた映画でした。
それから、残念な事と言えば。
エンドロールの映像ですが、主人公二人や他の人々のその後が、イラスト(止め絵)で紹介されていました。
他のアニメ映画やアニメでも使用される手法ですが、白かったのです。童話風なのか、色々な作品のオマージュなのかは判断できませんが。
老眼入った私には、キャストやスタッフの方々のお名前が、まったく読めませんでした。
一時期クリエイターな仕事をしていた私にとって、制作者方のお名前や会社名は、会社の内容を識る大切な物であり、これから制作されるであろう作品を鑑賞していく上での目安になるものです。
今回、それが叶いませんでした。いずれ発売されるBlu-ray Disc で確認したいと思います。
その部分が、変更されているとよいのですが。
ところで、キャストの中で気になった、ライララ(CV沢城みゆき)。
姿かたちが最後まで不明でしたが、凄く有能な女性でした。
出演されていた方々は、ベテラン揃い。安心して観られる映画でした。