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昨年のドラフト指名を振り返る【中日ドラゴンズ・4位~6位】
前回の記事に引き続き、昨年のドラフト会議で指名した6人を振り返り、来季の注目ポイントを探っていきます。
今回はドラフト4位から6位です。最後まで是非、ご覧ください。
前回のドラフト1位から3位の選手を振り返った記事も是非、ご覧ください。
貴重な経験積む
ドラフト4位は捕手の味谷大誠捕手(花咲徳栄高)、同5位は内野手の星野真生選手(豊橋中央高)でした。
味谷捕手、星野選手ともに1軍出場を果たせませんでしたが、2軍で貴重な経験を積んだシーズンとなりました。
味谷捕手は52試合、星野選手は56試合に出場し、来季の1軍デビューに向けて準備を進めました。
打撃面では2選手とも苦労したようですが、試合に出場し、経験を積めたことが大きなプラス材料。来季以降に繋がるシーズンだったと考えています。
土台作り進める
味谷捕手は、特に経験が重要視される捕手ということで、来季も試合に出場しながら、経験を積んでいくシーズンとなりそうです。
1軍の正捕手には木下拓哉捕手が君臨し、ベテランの大野奨太捕手も控えています。焦ることなく、じっくり経験を積める機会は整っています。
しかし、今年のドラフト会議で山浅龍之介捕手(聖光学院高)が入団し、同じ左打ちの捕手として負けられない立場となりました。
捕手以外としての出場も考えられますが、来季も経験を積み、土台作りを進めるシーズンになると考えています。
新たな形に生まれ変わる今こそ
星野選手も味谷捕手と同様、来季も土台作りを進めていくシーズンになると考えています。
2軍では二塁で27試合、三塁で30試合に出場し、複数ポジション守れることを証明しました。
今年のドラフト会議では内野手が4名加入し、新たな形に生まれ変わろうとしています。主力だった阿部寿樹選手と京田陽太選手が抜け、昨年より1軍出場できる可能性は大いにあります。
土台作りを進めていくことが基本線だと考えていますが、チーム事情を考えると、1軍でさらに貴重な経験を積むのは星野選手の方が早いかもしれません。
打線の課題にフィット
ドラフト6位は外野手の福元悠真選手(大商大)でした。福元選手は7月7日のDeNA戦で1軍デビュー。いきなりプロ初安打を記録しました。
ただ、今季はこの1試合の出場に終わり、来季に向けて準備を進めることになりました。
2軍では53試合に出場し、打率2割5分5厘、本塁打3本。持ち前の力強い打撃を発揮し、いつブレークしてもおかしくない成績を残しています。
外野のレギュラー争いは激しいですが、長打力を求めている打線に福元選手はフィットします。
チャンスは十分あるシーズンです。パンチ力ある打撃を生かし、どこまで成績を伸ばすのか注目です。
皆様はどのように考えますでしょうか。
【参考サイト】