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【中日】金丸夢斗投手の指名に成功! ドラフト2位以降も意図が分かる100点満点の指名に ~10/24~

中日はドラフト1位で金丸夢斗投手(関大)を指名し、見事に交渉権を獲得。チームの課題だった即戦力左腕の指名に成功しました。

理想的なドラフト1位指名を経て、注目されたのはドラフト2位以降の指名。井上一樹監督、球団の意向が判明する中、100点満点のドラフトをみせました。


球団の意向分かる左腕指名

2位は左腕の吉田聖弥投手(西濃運輸)。金丸投手に続き、1年目から期待できる投手を指名しました。

小笠原慎之介投手のメジャー挑戦が現実的となり、ドラフト上位で即戦力候補左腕の充実を図った井上竜。

先発の補強も同時に進行させ、チーム最大の課題を補う文句なしの指名。方向性も定まり、戦える布陣が整ってきました。

ドラフトの目玉だった金丸投手の交渉権を獲得+吉田投手の指名。

即戦力の左腕が欲しいという想いが十分に伝わってくる、ドラフト上位指名でした。

左のスラッガー+即戦力捕手

3位は森駿太選手(桐光学園高)。高校通算48本塁打を誇る左のスラッガーで、高校生内野手+左の長距離砲の獲得を一気に成功させました。

ポジションは三塁か遊撃が有力。チームに不足していた長打の打てる左打者の獲得は、将来的にこのドラフトを成功に導く可能性があります。

4位は石伊雄太捕手(日本生命)。ドラフト前に報道があった選手で、即戦力の捕手の獲得に成功。こちらも、チーム課題に合致する見事な指名でした。

ドラフト中位は、即戦力左腕に続くチーム課題を補う指名。捕手陣を活性化させ、将来が楽しみな左の高校生スラッガーの獲得。

この時点で、100点を超えそうなドラフト指名を行いました。

意図のみえる満点ドラフト

ドラフト下位は高校生投手を指名。5位で左腕の高橋幸佑投手(北照高)、6位で右腕の有馬恵叶投手(聖カタリナ高)を選択しました。

いずれも将来性を評価した指名で、チームの下地を作りたいという意図が伝わってきます。

高校生左腕は3年連続の指名、右腕は2020年以来の指名。バランスを考えた、こちらも見事な指名でした。

支配下は上記6名の指名で終了。近年、チーム編成、課題からかけ離れた指名もありましたが、今年は意図がみえる満点の指名。

今ドラフトが成功したか否かは数年後にならないと分かりませんが、チーム改善に向けて最適な一歩を踏み出したといえます。

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