次世代の勝利の方程式は誰に?【中日ドラゴンズ】
以前、R・マルティネス投手やロドリゲス投手がWBCキューバ代表予備登録選手に選出された際、次世代の勝利の方程式を作る必要があると投稿しました。
WBCの本メンバーに選ばれた時、ドラゴンズは練習試合やオープン戦で次世代の勝利の方程式を試すことができます。
考えたくはないですが、あれほど凄い投球を続けるR・マルティネス投手とロドリゲス投手に、いつメジャーからオファーが来てもおかしくありません。
守り勝つ野球を行うには、勝利の方程式は必須です。試合終盤、投手陣がバタバタすれば、勝ち試合を拾えなくなります。
そこで今回は、次世代の勝利の方程式を誰が担うのか考えていきます。来月からのキャンプ、オープン戦で新たな勝利の方程式の姿が見えるかもしれません。
守護神候補
最も大切な9回、いわゆる守護神候補は清水達也投手です。
清水投手は昨季、54試合に登板し35HPと大ブレークを果たしました。プロ初セーブも記録し、リリーフ転向が大成功しました。
球威ある直球と落差の大きいフォークボールが武器で、簡単に空振りを奪うことができます。昨季は50㌄と3分の1を投げ、51奪三振を記録。三振が欲しい所で、しっかり三振を奪うことができます。
まだまだ成長途上で、今季はさらに厳しい場面での登板が見込まれます。相手に研究され、昨季のように上手くいくかは分かりませんが、守護神を務めることのできる球は持っています。
色んな事情もあると思いますが、今年のオープン戦で9回を任せることで、少しでも守護神としての経験を積んでほしいと考えています。
将来に向けて経験を
藤嶋健人投手、山本拓実投手、森博人投手も候補に入ってきます。
藤嶋投手は昨季、自己最多の50試合に登板。すでにリリーフ陣に欠かせない存在となっており、防御率2.13と安定感も抜群です。
シーズン中はビハインドの場面での登板もあるかもしれませんが、オープン戦では勝ち試合の7回、8回を投げることで、少しでも将来に繋がると考えています。
山本投手と森投手も同じです。2投手とも昨季は自己最多となる30試合に登板。実績を積み重ね、さらなる飛躍を遂げようとしています。
オープン戦は勝敗関係なく登板が決まっていたり、勝敗をそこまで重視するわけではないですが、勝ち試合の終盤を経験することで、シーズンや将来に向けて良い経験となると考えています。
仲地投手の無限の可能性
祖父江大輔投手や谷元圭介投手など経験豊富なベテラン投手もいますが、オープン戦では若い投手を中心に勝利の方程式を試してほしいと考えています。失敗しても、次に生かせるからです。
根尾昂投手は先発に挑戦するようですが、昨季はリリーフで結果を残しています。将来的に、勝利の方程式に入る可能性も0ではないでしょう。
ドラフト1位の仲地礼亜投手も調整具合によっては、リリーフでの登板があるかもしれません。映像でしか見たことありませんが、スライダーはかなりキレのある球だと感じました。
役割を固定するわけではないですが、まずは短い㌄から1軍経験を積むことも悪くないはずです。
今のうちから
シーズン中はR・マルティネス投手とロドリゲス投手が今年も君臨してくれるでしょう。ただ、様々な事態に備えて今のうちから準備しておく必要があります。
勝利の方程式はドラゴンズの武器です。今後、どのような形の投手リレーが飛び出すのか。立浪監督、落合コーチの起用法に注目が集まります。
皆様はどのように考えますでしょうか。
【参考サイト】