【中日ドラゴンズ】首脳陣の期待の高さ感じる開幕・背番号46! あのポジションを奪う!? ~10/10 楽天戦~
1日遅れでフェニックス・リーグが開幕しました。
注目の開幕投手は鈴木博志投手。首脳陣の期待の高さが伺えます。
鈴木投手が開花することで、先発ローテが充実します。すでに先発ローテは強力ですが、鈴木投手の活躍がAクラス、優勝争いするための重要なカギとなるかもしれません。
試合は4対3のサヨナラ勝ち。白星スタートとなりました。
期待の大きさ表れる開幕投手
7回途中2失点と結果を残した鈴木投手。6回まで無失点に抑え、7回に連打を浴びたところで降板。その後、味方の失策、後続の投手が3つの四球を与える乱調で2失点という結果になりましたが、先発として十分に役割を果たしたといえます。
ドラフト1位ルーキー・仲地礼亜投手や期待の松木平優太投手らも同リーグに参加していますが、プロ6年目の鈴木投手が開幕投手に抜擢されたことは、大きな意味を持ちます。
鈴木投手もドラフト1位。かつては守護神を務め、その能力は誰もが認めるところです。
勝敗が問われないフェニックス・リーグとはいえ、鈴木投手に対する期待は大きいと感じます。
課題が顔を覗かせるも・・・
守護神時代とは違い、打たせて取る投球でアウトを積み重ねる鈴木投手。荒々しい鈴木投手も魅力だと思いますが、新しい鈴木投手の姿が確立されようとしています。
1軍最終登板となった8月9日のDeNA戦(横浜)。先発マウンドを任されましたが、3回途中2失点で降板しました。
佐野恵太選手、牧秀悟選手など強力な打者が並ぶDeNA打線ですが、いずれの失点も先頭打者への四球がキッカケでした。
適度に荒れる鈴木投手の良さでもあり、改善すべき点でもある制球力。この日も2回に先頭打者へ四球を許しましたが、その後は乱れませんでした。
今秋のフェニックス・リーグで鈴木投手が成績を残せば、来季に向けて大きな期待を抱くことができます。
空席となったあのポジション
小笠原慎之介投手、高橋宏斗投手、柳裕也投手、涌井秀章投手、残留濃厚なメヒア投手と、先発陣は強力です。順調であれば、ここに大野雄大投手も復帰します。
今季、復活登板を果たした梅津晃大投手、誰もが期待する根尾昂投手、仲地投手と先発ローテを狙う投手たちもレベルが高いです。
現状、鈴木投手の立場は決して安泰とはいえません。成績を残し、アピールする必要があります。
ただ、GWや夏休みなど、大型連戦が組まれた時に、鈴木投手の存在がチームを助けてくれる時もあります。
岡野祐一郎投手が戦力外となり、ロングリリーフの枠が空席となりました。鈴木投手の居場所はあります。
開幕投手を任された鈴木投手。先発として、またはロングリリーフとして。立浪監督をはじめ、首脳陣の期待の高さが伝わってくる起用ではありませんか?
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