冬を求めて、長野〜富山〜金沢の旅 第二部
こんにちは、yasufumiです。
前回の続きになります。
長野市で工程を早めて夕方に戸隠神社に向かう事に決め、宿の手配も完了したので15時に長野駅を出発です。
長野駅から戸隠神社までは車で40分程度になりますが、雪道になるので少し余裕を持って出ると安心です。
善光寺の横を抜け、戸隠バードラインで向かうのですが景色に雪は全くなし。事前にライブカメラを見ていたので到着すれば雪があるのは分かっていましたが、一抹の不安もありました。
山を越えれば雪景色
戸隠バードラインで「七曲り」を越えたあたりから道路脇に雪がちらほらと見られるようになり、その先に進むと景色は一変。
山を一つ越えるだけでそこには雪景色が広がっていて、感動すら覚えるレベルでした。
道路自体も影になる部分には積雪しており、夕方移動を選択して正解だったかもと思いながら進んでいくと、目の前には雪で真っ白の「大座法師池」が見えてきたので、思わず車を停めて数枚撮ってみました。
空は曇りで雪が降っている状況でもなかったので、露出補正に気をつけて冬の冷たさと静けさの雰囲気が伝わるようにしてみました。
ひとしきり雪景色を堪能した後、いよいよ戸隠神社奥社に。
戸隠神社奥社 参道
戸隠神社奥社には、入り口の大鳥居前に無料駐車場があるので、
そこに停めて下見です。
想像以上に積雪もあり、人が歩いていない場所は新雪で膝下くらいまで新雪で埋まるぐらいだったので、鏡池方面に行く場合はスノーシューが必要だなと思いつつ、参道の踏み固められた雪道を800m程進めば「随神門」の登場です。
随神門をくぐれば、樹齢400年の杉並木の始まりです。
雪のシーズンは訪れる方もまばらで、平日であることも相まって、下見をした時間帯(16時)でも一組、二組程度でした。
本番は翌早朝からと決めていたので、軽く下見をして宿に向かうとします。
宿の近くには戸隠スキー場があるのですが、雪不足のせいかキャンセルが出て、宿泊するのは私一人でした。
また、戸隠神社周辺は夕方5時には全てのお店が閉まるので夕食に注意です!周りにコンビニもありません。
素泊まりなのにロクに調べず来た私の夕食は宿の売店で売ってたカッパえびせんのみ。これも旅の醍醐味と思い、翌朝の準備をして早々に寝ます。
静寂に包まれた空間
戸隠神社の冬の朝5時30分、外気温は-5°C。
まだ暗い中、凍結路面に気をつけながら出発です。
雪の戸隠神社奥社参道は写真好きがよく訪れる場所ですが、平日の午前6時だと流石に誰もいません。真っ暗な雪の参道をヘッドライトを頼りに進みます。
撮影ポイントに到着した時には若干空が白みはじめていたので、しばらくその場で待機。その空間は静寂そのもので、時折雪が落ちる音がするくらいで人工的な音は何一つ聞こえてきません。
天気は曇りでしたが所々に雲の薄い箇所もあり、徐々に光が出てたので準備開始です。撮影には三脚セットで、レンズには曇りや結露防止のためレンズヒーターをセットします。
随神門の方向から日が昇るので、ポジションを決めて、光を少しでも活かそうとレンズフィルターのブラックミストを装着して撮影です。
良い感じに光が拡散されて、雰囲気アップしてるかな。
戸隠近郊エリアを楽しむ
戸隠神社の撮影を終えて、近郊の信濃町エリアなども積雪していたので楽しみたいと思います。
しなの鉄道北しなの線
まずは、黒姫駅〜古間駅間を撮影してきました。
こちらは背景に黒姫山、前景にローカル単線のしなの鉄道の車両を絡めて撮影できる場所です。
雪景色の田園風景を走る昭和の香り漂う車両を撮れるので、人気のスポットで県外からも撮影にくる方も多いです。
地獄谷野猿公苑と渋温泉
戸隠からは少し離れますが、長野駅に戻る前に地獄谷野猿公苑に立ち寄りました。
こちらは野生の猿が温泉に入浴する光景で有名な場所で、TVや本などで見たことがある方も多いかもしれません。
最寄りの駐車場は、上林温泉の無料駐車場となります。
上林温泉から歩いて大体30分位かかります、道中は凍結・積雪もあるので十分気をつけて歩いてください。
そして、上林温泉までの道中にある「渋温泉」。こちらは路地好きの方にオススメです。
湯煙の立つ路地は魅力的ですが、人通りは全体的に少ないです。
さて、次回は長野から北陸(富山・金沢)編になります。
■今回の旅の機材
FUJIFILMX-H1 ボディ
FUJIFILMフジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR
SONY α7R II ILCE-7RM2 ボディ
CarlZeiss Batis 2.8/135
CarlZeiss Batis 2/25
SONY Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS SEL1635Z
関連記事
初めまして
FUJIFILM GFX 50S 機材レビュー
冬を求めて、長野〜富山〜金沢の旅 第一部