20240902 練習
今日は，新シーズンでの練習初日となります．
本学は，遠方から入学している学生も多く．
そのような学生は，学校がある期間を学寮で過ごしています．
そんな彼らも，この長期休暇期間（高専は，9月も夏休み），学寮が閉まるため自宅から練習に通ってきます．
今日も，遠くは，島原や長崎市内からわざわざ練習に参加する学生がいるのです．
そんな頑張る学生達の応援が少しでもしたいと思い，今日も一緒に練習に励みました．
さて，本日の練習は，また一からバスケットボールを教えていく段階ですので，テーマとしては，1vs1のところに立ち返りました．
1vs1をやる際に重要なことは，選手側に単に1vs1を1vs1と捉えることをやめてもらいたいということです．
1vs1の練習をそのままゲームでしてしまうと1vs1ではなく1vs5に下手するとなってしまうからです．
あくまでも，5vs5の中のどこかの1vs1の場面を切り取った練習をしていることを自覚し，練習に取り組んでもらいたいと思い，話しをして練習を行いました．
ボールを使う前に，1vs1のフットワークを行いました．
吉井四郎氏も「強さの秘訣は，脚力にある」と述べていますが，私もそれを信じている1人ですので，暑さも少し和らいできたこの時期に足づくりをと思っています．
しかし，フットワークは設定した時間内に，必死に足を動かさないといけない状態で選手にとってかなりきついものです．
足には乳酸が溜まり具合が悪くなるものも出てきます．
そんな中でも，自分たちで声をかけあって練習には取り組んでもらいたいものの，中々キツイという自分のことが勝ってしまう状況です．
この辺もまだまだ鍛えていかないといけない部分と思いましたし，この部分の成長が技術の成長よりも非常に重要と感じています．
話しを練習の中身に戻しますが，
1vs1でもエリア1とエリア3の練習に取り組みました．
まずは，エリア3のドリブルシュートのフィニッシュの部分を相手との関係でシュートを変えることと駆け引きができるように数種類練習をしました．
また，エリア1では，DFの前足を攻めることの練習とその後に身体を寄せていくことの練習を行いました．
やはり，この練習をすると3Pシュートの重要性が増してきます．
最後に走ってシュートの練習をしましたが，ここでも相手のことを考えたり，次のことを考えたりしてプレーすることができていないことを感じました．
次の練習で少しでも良くなればと思います．
次回の練習では，今日の復習とペイントの1vs1やバックカットまで進めたらいいのですが．