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インドのぼったくり床屋


初めてのインド旅行

2024年1月、初めてインドを訪れました。アグラやバラナシを探索する中でいくつかトラブルもありましたが、今回はデリーで出会った“ぼったくり床屋”についての話をしたいと思います。

旅行4日目、彼女との別行動

旅行4日目、私は彼女と一緒に旅をしていました。しかし、彼女は同じタイミングでインド旅行をしていた日本の友達と合流し、そのままタイへ向かうことに。

実はその友達と一緒に旅行をする予定だったのですが、互いに体調を崩したこともあり、結局会えたのはデリー空港で彼女がタイへ旅立つときだけでした。空港で彼女を見送った後、私は1人でデリーを探索することにしました。

体調不良でホテルへ直行

しかし、インド旅行ではよくある話ですが、お腹の調子が悪く、歩いているとすぐにトイレへ行きたくなる始末…。さらに熱も出てしまい、探索どころではなくなってしまいました。そこで、その日はホテルで休むことに。体がだるくて仕方がなく、ほとんど寝て過ごしました。

翌日、体調回復からの床屋探し

翌朝、体調が回復し、外に出られる状態に。せっかくなので「何か面白いことをしてみよう」と考え、インドで散髪をしてみることにしました。

ニューデリーの一番大きな駅「ニューデリーステーション」の近くにある商店街を歩いていると、床屋を見つけたので入ってみることに。

少し待ちました

ぼったくり対策、事前に値段交渉

こういう時に大事なのは、事前に値段を確認することです。値段を聞かずに入るとぼったくられる可能性が高まります。私はお店のスタッフに値段を聞くと、「100ルピー(約200円)」とのこと。

「本当にそんなに安いのか?」と半信半疑でしたが、とりあえず入店してみました。「日本人です」と伝えると、オーナーらしき人物が現れ、日本語で話しかけてきました。日本語を話せる人がいることに少し安心し、「結構いい店に来たかも」と思いながら、さっそく散髪を始めてもらいました。

散髪+謎の追加サービス

ところが、散髪中にいきなり顔のパックやマッサージなど、次々と追加のサービスが始まりました。オーナーは「このパックはとても良いよ」と勧めてきます。
「これ、後で請求されるやつだな…」と思いながらも、とりあえず受けることに。

半年間効果が持続する...らしい...(後ろはオーナー)

想定外のぼったくり請求

散髪が終わると、オーナーが紙に何かを書き始めました。差し出された紙を見ると、そこには**3000ルピー(約6000円)**と書かれていました。

「さすがにぼったくりにもほどがある…」と思いましたが、その時の私は英語がほとんど話せません。そこで、彼女から教えてもらっていた「エクスペンシブ(高い)」というフレーズを連呼しながら、ひたすら抵抗しました。

すると、さっきまで日本語を話していたオーナーが、急に英語しか使わなくなりました。おそらく「英語で話せば、訳が分からずに支払うだろう」と思ったのでしょう。

値下げ交渉、最終的に妥協

それでも私は引き下がらず、約10分ほど「エクスペンシブ!」と言い続けました。すると、オーナーも徐々に値下げしてきて、最終的には**1000ルピー(約2000円)**で折り合いがつきました。

1000ルピーでも個人的には高いと思ったので、普段書かない googleのレビューで酷評を書こうと思ったのですが、周辺の床屋はGoogle マップに登録されているのに、そこの店はありませんでした

かなり悔しいので、次回 デリーに行った際は、もう一度あの床屋へ行き100ルピーになるまで値下げを粘っていこうと考えています笑笑

その後、私はお店を後にしましたが、「インドらしい体験をしたな…」と感じた一件でした。

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