【家を買うまで】11．新築マンションを見にいく

「家を買うまで」が長過ぎてとうとう丸囲み数字が出なくなった。
あともう少しで買います。

販売ギャラリーに行く

まだ出来上がっていないマンションは「マンション販売ギャラリー」というところでいろいろな説明がされるのだ！
FPに「買えますよ」の太鼓判をもらった日の午後、予約していたマンションギャラリーに足を運んだ。

実は前日に父から「そういえばこの近くに『○○』っていうマンションが建つらしいよ！昨日散歩してたら、そのマンションギャラリーがあってな」と電話があった。
「そうそう、そのギャラリーを明日見にいくの」
「そうか！！いいと思うよ。あそこは●●不動産だから。しっかりしてる」
父も私と同じくブランド信仰強め人間なのだった。

ギャラリーでは大変恭しく出迎えられた。マンション同様に美しい建具で設えられた小部屋に入る。私の他にも2組くらい来客があった。資料をもらい、VR内覧みたいなのが始まった。
顔認証でオートロックが開くとかすごすぎる！
IKKOさんに似ていると言われる私。IKKOさんが来たらオートロック開くのかな、なんて思いながら見ていた。
掲示板もデジタルなんだって。すごいなぁ。

私の買える部屋は「北西向き」ということだった。
日当たりにかなりこだわっている身としてはここは大きく妥協しなければいけないところである。西陽嫌だなぁ。大きく窓があるのが西、次いで北である。
VRを見て分かったのだが、北側にはマンションの立体駐車場があるらしい。
これ、窓からの景色どうなるんだろう…

２階にあるモデルルームに移動する。
仕方がないがモデルルームは別タイプの間取りだった。
私の買える部屋の間取りはちょっと特殊で、タワマン風の角部屋だからイメージがつきにくいけどまあ仕方ない。
建具や設備は申し分なし。だって●●の○○なんだもの。
こういうところがブランド品のわかりやすいところである。

２階に行く時に案内の人に「（私の姓）さんって、昨日同じお名前の老夫婦がいらっしゃいまして…」と言われた。
やっぱり…！娘が買うつもりとか言いまくったんだろうなぁ。
「私の両親です…」と言うと「いいご両親ですね」と言われた。
50をとっくに超えてるのにちょっと恥ずかしい。

現地にも行ってみる

モデルルームを見学して「完成前ですけど現地に行かれますか？」と言われたのでお願いすることにした。
歩いて行けなくもない距離だがタクシーを呼んでくださった。

おしゃれカフェとパン屋、動物病院を現地のすぐ近くに見つけてテンションが上がっていた。
西側は古めの一軒家。３階建。窓の外の景色これか…
北側の立体駐車場は思ったより窓に近かった。これも３階建。つまり、窓の外が壁。

ならば高層階を買えばいいのよ
マリーアントワネットなら言うでしょうね。
悲しいかな予算内で買えるのは３階までのこの間取りのみなのだ。

あと、この家を購入する場合クリアしなくてはならないのが「入居時期」だった。
今の家の賃貸契約が２月末で更新なのだ。
しかしこの新築に入居可能なのは「３月下旬」
そんな１か月だけのために更新する？
ここはこの営業さんが「なんとかします！」と言ってくれた。太っ腹すぎる！と思ったけど、私が支払う額に比べたら爪の先ほどの額だった。それでもそう言ってくれるのは嬉しい（すぐに情に絆されちゃう）。

内装は確かにいい。ブランド品ですもの。
でも「家でくつろぎたい」私にとって窓の外の景色が片方よその家、もう片方は壁、これは大きく悩むところとなった。
タワマンみたいな間取りは憧れるけれども！
リビング16.5畳とあるけど、これも実際見てみないことにはわからない。
大きな買い物の割に大きな賭け要素がいくつもある。

とりあえず見てきたことを父に話した。「でもまぁ、そこなら間違いはないよ。建築会社も○○組だからそりゃ絶対確か。明日見に行ったところが良くなかったら、もうここを買っておけば絶対間違いない」と父は押せ押せだった。（公共工事の仕事をしていたので、建築会社がどこなのか、というところにもこだわっていた）

こうして、新築のテンションになったところで、明日は中古マンションの見学だ。

まとめ

良いところ

・絶対間違い無いブランド
・新築。潔癖気味の私にはこれ以上ない安心。
・実家から近い。

迷いどころ

・北西向き。まぁ床暖房ついてるしZEHマンションだからそんなに寒くないか。
（今も実際ZEHマンションなのだが、冬はほとんど暖房いらず）
・景観悪すぎ問題。西は民家の窓。北の窓の前が壁。大きなテレビで窓をはめ殺しにするしかない。普段は夜しか帰らないけど休日これは…
・2LDKなので、将来「母」「妹」「私」となった時に誰かがリビングの住人。
・実際の間取りを見ていないので賭け要素強すぎ。