若者のすべて
だんだん気持ちが落ち着いてきたので頭の中を記していきます。
2014年から約10年近く、応援し続けてきたアイドルグループ"でんぱ組.inc"が来年にエンディングを迎えることが決まった。
10年近く、とはいえ初めの頃は学生だったこともあったり新社会人になって仕事し始めで忙しかったりで遠征もなかなかできず、地元や都内の現場、推しの生誕・ソロ関係のイベントだけ参加してる時期もあったけど。
なので全然そんな毎回毎回現場にいるようなヲタクではなかったけど、推しも(その時は)1人だったのでフェスやら事務所主催のイベントやらも色々行ったなぁと。
そもそもなぜ彼女たちを好きになったのか。
決定打はこれ。
もうこのツイート何回も見たよ(怒)って人、ごめんなさい。
使い回しです。
しかしながらこのステージを「ちょっと観てみようかなあ〜」となったきっかけ自体はこれより前に既にあって。
大学の友人たちにアイドル好きな女子が多くて、当時は時間があればとりあえずカラオケ行こうぜのノリが何故かあり(課題たくさんあるのに、、、)、その子たちがでんでんぱっしょんなどを歌っていたのを聴いていたので存在は知っていた。
カップヌードルのCMも見かけた気がする。
なんだかんだ色んなところで見かけてた気がする。
そんな感じで頭の片隅に彼女たちがある状態で2014年のロッキンに行き、「私back number見てくるね〜」と友人に言われ別行動してる時にふとタイテを確認すると、なんと、興味のあるアーティストがその時間帯に全然居なかった。
しかしよく見ると小さいステージの覧のところに"でんぱ組.inc"と書かれていた。
「あ、これ、カラオケでみんなが歌ってたあれだ。木陰も近いし見てみよっかな」
と、サウンドオブフォレストから何メートルもある木陰からひっそり待機。
彼女たちがステージに現れた。
6人は着物を改造したような和テイストな衣装を着ていた。
正直女子アイドルのライブは生では見たこともなかったし、興味もそんなになかったので遠目で「(あれが友達が好きって言ってたもがちゃんと…ねむきゅん?かな。あとはわからない…)」なんて思ってたし、ちょうどその頃はAKBとかが流行ってたので、同じ秋葉原発祥なのにテイストが違いすぎてとても未知の存在だった。
「(口パクなのかな…)」とか考えながら見てると1曲目は全く知らない曲だった。
記憶が間違っていなければ、でんぱれ。
しかし、これが全てを一瞬で変えた。
やたらに激しいダンス、早口のピコピコサウンド、そしてなにより
口パクではなかった!!!
みんな、息継ぎしながら必死に歌ってた!!!
アイドルは口パクなんじゃないか?と思いながらMステでアイドルを見たことある程度の人間にとっては衝撃だった。
しかもその次の曲が(確か)VANDALISM。
やばすぎる。
知らないぞ。
そんなかっこいい曲を歌って踊るアイドル知らない。
なんか前の方にいるヲタクたちめちゃくちゃ盛り上がってるし(全部遠目だけど)、全てが衝撃だった。
6人の素早いフォーメーションから繰り出される、強めな単語の数々。
チューチュートレインしたり、途中ワルツ調になったり、野球の真似(未鈴さんが打つやつ)をしたり、全てが良い意味で意味不明でアイドルの常識を覆された。
そもそも電波ソング的なピコピコした音楽もアニソンも好きなので曲がずっと刺さってた。
その数曲後のキボンヌもしっとりしててギャップがとても可愛かった。
たまに吹く涼しい風に汗だくの彼女たちがふんわりした笑顔を見せてた。
しかもその中で名前も知らない、顔もよく見えない、でも歌がめっちゃ上手くて声がアニメ声で可愛くて(見えないけど多分)顔も好みの子が1人いた。
ビビビッと第六感が働き、すぐ詳しい友人に聞くと「多分衣装の色的にえいたそ(成瀬瑛美)だよー!」と教えてくれた。
この日から彼女は今日(こんにち)までずっと推しとなった。
人生初の推しができた。
今まで、女の子のアイドルを推したことがなかった自分が、突然その日から。
我ながら最高におもしれー女を推させてもろてるわ〜と思ってる。
もちろん今も。
その後は代々木に行ったり武道館行ったりフェスに行ったりとまあそんなに数は多くなかったけど現場に少しずつ行き始めたのだった。
城ホでねもぺろが加入した瞬間も観たし、その後も色々な彼女たちの活動やライブを見ることができた。
まあだいぶ後半にあたるが、2021年に推しがグループを卒業するという衝撃的な発表があった、が、「生涯現役だよ☆」の言葉通りソロで頑張って活動してくれているのでホッとしている(今となってはね、当時はマジで死ぬかと思った)
(でんぱゾンビ爆誕)
そんな事もありつつ一瞬で過ぎた約10年間の中で、自分は一度も「なんか最近のでんぱつまんないなあ」「自分の求めてるものと違うなあ」「推し卒業しちゃったからもういいかなあ」とか、本当に全然思った事(思わされた事)が無くて。
不思議でしょ?自分でもそう思う。
ずっと自分にとってでんぱ組.incは面白グループ。
たしかに運営側が変な時とか、物販が変な時とかもあったけど。
メンバーはメンバー、1番頑張ってるのはメンバー。
本当に運営の対応が酷いのなら、運営に問い合わせフォームから密告すればいいのだ。
したことないけど。
なので本当にずっといつでもどの時代も(必ず推しありきではあるけど)その時の良さがあると思ってるし、曲がそもそも好きだし、、、いわゆるこれは"ほぼ全肯定ヲタク"だと思うけど別にそういうタイプのヲタクは居てもいいと思ってる。
っていうかみんなめちゃ可愛いし頑張ってるし曲良いし肯定できることが大半と思ってしまう、が、どう?
あとむしろいつも助けてもらってるのは自分なので…支えてもらったら支え返す。
特にりとくんとは"持ちつ持たれつ"の関係だと思ってるし(本人もそんな感じの関係が好きと言ってくれた)
推しに変に(?)厳しくああしてこうしてとかは、自分には無い思考かなーって(もちろんそういう思考がある人が一定数いるのもわかるし、それは否定はしない ただ気が合わないだけ)
自分は推しが楽しく自分らしく自由に活動できていればそれが一番って考えの人間なので、でんぱ組とえいちゃんには20代を楽しく生かしてもらえて感謝しています。
まあ上記の2021年2月16日にでヲタ卒業と思いきやできなかっけど(笑)
むしろそれは有り難ったけどね。
だってでんぱ組.incってグループ自体が好きだけど推しありきだから推しが居なかったらきっと見に行く機会減ってたと思うし。
そこにミームトーキョー(当時meme tokyo.)で並行して推してたりとくんが入ってきてくれ自然な流れで黄色からネイビーにバトンタッチ→ヲタ人生延命ってなかなかないっすよこんな事。
正直、推しが増えることも考えてなかったのであれは完全なるスーパーノヴァ。
グループ内ですら推し増しした事ない自分に、好きな人が突然増えてしまった。
しかもミームのビジュアルから入って店舗で接触したらビジュ強いのにめっちゃ性格良いギャップでふにゃふにゃの可愛い子だったパターン。
普段なら絶対ないパターンすぎる。
出会えてよかった。
そんな子が大好きなでんぱ組.incとミームを兼任します、と、これはもう応援するしかない!!!
と、この頃はかなり強火になっていた気がする。
(わりと元気だったのもあるけど)
とにかく両方のグループのライブやイベントに行きまくった(現場数が多いという理由もあるが特にミーム)
そんな彼女の新たな一面をたくさん見ることができた大切な場所がエンディングを迎えます…と……
いや、これ、誰が実感できるねん。
自分を生かし続けてた生命維持装置が一個無くなるって、もう死にかけよ。
発表があった日、恵比寿に参戦してた友達が取り乱して連絡をしてきた。
自分は仕事終わりだったので訳もわからないまま公式ツイートを見た。
帰ってからその友達とビデオ通話でお互い今後どうしようねって話をした。
彼女と10年近くずっと一緒に現場に行ってたので。しかも彼女はりさ推し。
活動の方向性がまた変わってくると思うのできっと一緒に現場に行くことも減るだろうなぁって、2021年のあの時と同じことを少し考えていた。
…そんな数日間をここ最近過ごしてた。
外出して親戚と会ったり、新しい服を買ってみたり、美味しいものを食べたり、お酒も多めに飲んだりしてみたけど、ずっとずっと頭のどこかには待ち構えるエンディングが怖くて仕方ないのだ。
もう、お分かりだと思うが、何を言いたいかわからなくなってきてしまった。
全然落ち着いてない。
一生取り乱してる。
でもそれを隠しながら日々を過ごしてる。
まともに働かなきゃ、会いに行く資金が得られないから、(発表より前からだけど)通院して、投薬して、常人のふりをしてる。
この気持ちをどこに持っていけば良いんだろう。
他のヲタクも同じような気持ちだったら、少しホッとするなぁ。
自分にはあるだけの体力と時間と資金を使って最後まで彼女たちを応援して見送ることしかできない。
まだ1年に近くあると思うけど、そんなことばっか考えちゃう。
"30歳で死んでやる"ってずっと決めてる自分に、そんなきっちり合わせてこなくたって良いじゃんかね。
超乱文で失礼。
また何か思い立ったら書くかも。