【生い立ち / ストーリー2】
目次・まとめ
(幼少期編)
・出生
・書との出逢い
・病気の経験
(学生・成人編)
・葛藤する学生時代
・自分は何のために生まれてきたのだろうか ・自問自答と内観を経て
(書道家として編)
・出逢いが人生を変える
・使命・人生を最高に旅せよ・可能性は無限大
(未来へ)
・これからのこと
生い立ち / ストーリー1はこちらから
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ストーリー2
(学生・成人編)
【葛藤する学生時代】
無事に小学校に入学。
自覚症状のない私は、元気に登下校、生活していました。
ただ、日常生活に支障はなく、見た目も元気であるものの、
心臓に負担がかかるとの理由で、
体育の授業での長短距離走・長く潜る水泳は禁止
遊園地の絶叫系マシーンは禁止などのドクターストップなどがかかりました。
(それと、毎日お昼休みに保健室に行き、保健の先生に脈を測ってもらうようにと言われ、6年間通っていました。
中高学年頃になると、お昼休みは友達たちとの鬼ごっこに夢中になったりして、自由(不良?)意識が芽生えて、行かなくなる日もあったり、よくサボったりもしていましたが。。笑)
おかげで先生とはとても仲良しになりました。
年賀状がいつからか途切れてしまったけれど、
垣下先生本当にお世話になりました。
日常生活のなかで、心配性な母親と、周りの大人たちに、
〟それは、危ないからやめておきなさい。〟
〟しんどかったら無理しないように。〟
そう声をかけられることが増え、
無意識のうちにブレーキをかける自分がいたり、
制約を受ける・縛られたような感覚を感じていました。
自分自身は元気なだけに、とても辛かった記憶があります。
でもどうすることも出来ずに この頃から、
〟もっと自由に生きたい!
(チャレンジをしたい!)〟
という自身の価値観や感覚が芽生え出してたように思います。
幼少期の話に戻りますが、
4歳の時に書道に出逢い、
友達や幼馴染たちと、週に一度、
学校が終わったあとに、書道教室へ通うようになっていました。
ストーリー1でも述べたように、
書道をすること、絵を書くこと・学校の美術の時間
物造りもとても大好きでした。
今思えばですが、
好きなことでもあり、
また、当時運動とは違って、ブレーキを踏まずに思い切り打ち込めるもの、
賞や段級の昇段など、頑張ったら頑張った分だけ
結果や成果のかえってくる書だったからこそ、
さらに思い切り打ち込めたのかなあと。
その書道を続けることに、年々、
どんどん楽しみを見出していきました。
高校二年の頃、
17歳になった私は、
卒業後・将来の進路に迷いました。
一番長く続け、大好きで得意だった書の道、
それから、美学への道、
当時ハマっていたもの作り・お菓子作りから、調理製菓への道。
一番大好きで、やりたかったことは、もちろん書道
でしたが、
実際お仕事とすると、当時のロールモデルはまだ少なく、
書道家としての生き方も、今ほど多様ではなく、
また、まだ未熟な自分自身の視野も狭く、
書くことをお仕事にすること=書道教室の先生
という職業・生き方しかイメージに出来なかった私は、
技術・芸は、終わりのないものとして捉え、
歳を重ねてからでも、まだ先の未来からでも出来ると考え、
一旦、将来の働く姿のイメージしやすい製菓への道に飛び込んでみることにしました。
【自分は何のために生まれてきたのだろうか ・自問自答と内観を経て】
高校卒業後、製菓の専門学校に入学、
卒業後、製菓衛生師の資格を取り製菓業界へ。
製造・販売をしていましたが、
半年ほど経ったあるときに、労働面・健康面などを考え、
一度その仕事現場を離れることに。
十分な時間と心のゆとりを感じるなかで、
心のモヤモヤ・沸沸と感じるもの・自問自答するものがありました。
〟自分はこれからの人生で何がしていきたいのか?〟
〟どう生きていきたいのか?〟
地球は広い。
たくさんの世界が知りたくなった私は、
色々な本を読んだり、
気になったセミナー・講演会に参加してみたり、
(自己啓発・ビジネス・心理学・メンタルなど)
当時、mixiやフェイスブックなどのSNSなどが普及し始めて
いた時代でもあり、気になる世界にいる人に会って話を聞いてみたり、
時間を使ってたくさんのものに触れました。
世の中には、様々な生き方や考え方、価値観の人、
働き方・環境・フィールドがあるのだなと、
私の視野・世界が一気に開けていきました。
世の中にはたくさんの生き方がある。
そのなかで、
〟自分という人間はどう生きて生きたいのか〟
自分自身と向き合い、深堀り内観していくなか、私には、
『人にはひとりひとり生まれてきた意味や使命が必ずある』
『世の中の誰にでもできることではなく、
自分にしか出来ないことで人の役に立ちたい』
という想いと価値観が強く芽生えていました。
自分には、何が一番長けているだろうか?と考えたとき、
自分で導き出した答えは、やっぱり一番大好きな『書』でした。
〟書で世の中の役に立ちたい〟
私は、書道家として生きていくことを、志しました。
時を経て、
〟人はひとりひとり、生まれて来た意味や使命が必ずある〟
と、自身の経験と書に気が付かせてもらったのだと感じましたし、
自身の素質と、幼少期の頃の経験と感情が根底になって、
(不整脈での入院の経験と、制約を感じた幼少期
同じ時期に出会った、大好きな書道)
〟人はひとりひとり生まれてきた意味や使命が必ずある〟
〟自分のワクワクすること・好きなことをやりたい〟
〟もっと自由に生きたい〟
〟自分にできることで人の役に立ちたい〟
〟一度きりの人生を思いっきり謳歌したい・可能性にチャレンジしたい〟
といった自身の価値観を形成したのではないかと思っています。
この時に出逢った本・言葉が、今の私の座右の銘にしている
ニーチェの言葉
『人生を最高に旅せよ』
そして『可能性は無限大』も大切にしている理念です。
そこから、私の書道家として生きる道が始まりました。
(今は病気は完治し、おかげさまで健康で毎日過ごせています。)
続く
生い立ち / ストーリー3はこちらから
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安田 舞