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【教員発信】2022年度コース振り返りを実施

STEAMコースは2021年度に新設されたコースです。
現在は1期生(高2)、2期生(高1)が在籍し、PBLやIBLなど特徴的なカリキュラムで学んでいます。

さて、今回の記事はSTEAMコースに関わる教職員で実施した今年度の振り返りについてです。

STEAMコースが新設されてから毎年度末は、コースに関わる教職員で1年間を振り返る機会を設けています。2021年度はPBLにご協力いただいた株式会社WOODPROが運営するレインボー倉庫広島にて行いました。


2022年度の振り返りは、今年度11月より始まったマザー・ハウスプロジェクトのコーディネートをしていただいている谷口さんが運営する場所をお借りして行いました。広島市佐伯区皆賀というところにある、minagarten(ミナガルテン)というところです。


ミナガルテンは住居やカフェ、シェアキッチンなどがあるコミュニティ施設。到着して、まずは谷口さんに施設を案内いただきました。

暗くて見えませんが建物の1階はパン屋さんや日替わりのコーヒー屋さんがあり、カフェスペースとなっています。
ミナガルテンの成り立ちや、これからのことについてのお話も。道路を挟んで奥に見えるのが住宅エリアです。

その後、1階にあるパン屋さんやコーヒー屋さんも見学させてもらい、3階のレンタルスペースで今年度の振り返りを行いました。

今回の振り返りはKPTという手法を使って、全員で付箋にKeep(今後も続けるべきこと)、Problem(抱えている問題)、Try(次にトライしたいこと)を挙げていきました。

付箋は模造紙に貼っていったのですが、紙から溢れるほどに付箋がたくさん出ました。今年度実施した大きな取り組みや、日々の小さな工夫まで来年度も続けたいことがたくさんある、ということはとても嬉しく思います。

それだけでなく、もっと良くしていくために解決したい問題も、次にトライしたいこともたくさんある、ということも全員で認識できる時間となりました。

模造紙が溢れるほど付箋が出ました。

振り返りを終えて、お互いに日頃の感謝を伝える時間を持ちました。大きな節目(退職や異動)の時にはこれまでの感謝を伝えることはあると思うのですが、案外1年の感謝を改めて時間をつくり伝えることってないかもしれませんね。

今年度STEAMコースを一緒に走り抜いた、そして来年度も共に走るチームとして、少し照れ臭さを感じながらもお互いに感謝の言葉を伝えて2022年度の振り返りを終えました。



■ 執筆者:安田女子高校 教育コーディネーター
2021年度STEAMコース開始以降、PBLを担当。生まれは青森、その後秋田東京を経て、広島に辿り着きました。学校の枠を超えて日常・非日常・オンラインなど中高生の学びにさまざまな角度から関わっています。

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