【教員発信】 安田女子高校STEAMコース~PBL・広大生とのミーティング~
安田女子高校STEAMコースは、2021年4月に新設されたコースです。コースの特徴の一つが、週に4時間おこなっている「PBL(Project Based Learning)」という授業です。第四期のPBLは、2024年11月から2025年9月までの予定でSTEAMコースの三期生を対象に実施しています。
今回は、プランクトンのカードゲームを開発している、THM-GAMEsの活動についてご報告します。
○THM-GAMEs
このチーム(高2の三名で構成)は、一期生から継続してきたプランクトンの探究活動の成果(検索表・プランクトンカード)を継承してスタートしました。これまでの活動では、主にプランクトンの培養や授業で使える教材開発をメインにしていましたが、ある程度煮詰まってきていたので、プランクトンカードにエンタメ性を追加して、楽しみつつ学べるカードゲームの開発を目標として活動しています。
○ひとあそび。
今回は、学校外のとある会合で、広島大学にカードゲームを開発している学生がいると知り、伝手をたどって『ひとあそび。』の小川さんと松浦さんにお越しいただき、ミーティングをおこないました。
https://www.instagram.com/hito_asobi/
○ミーティング
まずお二人が開発してきたカードゲームについて、いろいろとお話いただきました。(今回はあまり時間がなかったので、見せていただくだけでした。)
次に、THM-GAMEsが作ったプランクトンゲームについて説明し、プロトタイプで遊んでいただきました。
その後、カードゲームを開発する上での注意点や、現在のプロトタイプについてのご助言などをいただくことができました。
○今後の予定
今後はいただいたアドバイスを参考にしながら、まずは2月2日におこなわれるマイプロクトアワード2024広島県Summitへ参加します。
そして、3月におこなわれる生物教育学会の中高生ポスター発表やSTEAM JAPAN Awardへのエントリー、3月に本校でおこなう予定のYASUDA フェスでの講座実施に向けて、プロトタイプの改良を進めていく予定です。
■ 執筆者:安田女子高校STEAMコース主任(4年目)
教員歴24年(理科と情報、専門は物理)。
趣味は読書、好きなことは謎解き、好きな食べ物は粒あんです。