【生徒発信】PBL(プロモ・ラボ)〜安田女子高校オープンスクール・STEAM体験講座の報告〜
安田女子高校STEAMコースは、2021年4月に新設されたコースです。
コースの特徴の一つが、週に4時間おこなっている「PBL(Project Based Learning)」という授業です。第二期のPBLは、2022年11月から2023年10月までの予定でSTEAMコースの一期生・二期生の2学年を対象に実施しています。
今回は、プロモ・ラボでSTEAM教育を広める活動をしているグループが企画・運営し、2023年9月16日(土)に実施したSTEAM体験講座の報告をします。
◇安田女子高校オープンスクールの体験講座
今回実施したSTEAM体験講座は、安田女子高校オープンスクールの体験講座(中学生対象)として実施しました。今年度の安田女子中高でのオープンスクールは今回が最後で、多くの中学生に参加していただきました。小学生対象のオープンスクールと違って、生徒だけでの参加が多く、保護者の方が少なめなのが印象的でした。
体験講座の内容は、以下の通り。約45分のプログラムでした。
・オープニング
・チェックイン(丸で描け!)
・ブレインストーミング
・マシュマロチャレンジ
・まとめ
企画・運営のメンバーはプロモラボの高2:2名がメインの進行を担当しました。そして、サポーターとして高1から高3のSTEAMコース生が加わり、各テーブルのファシリテーターとして参加。2名が写真撮影・記録を担当しました。
◇オープニング&チェックイン
全体での学校説明を受けた後で、まだまだ緊張した様子で参加者の方たちがいらっしゃいました。まずは、中学生チームと保護者チームに分かれて座っていただき、進行役からのご挨拶。本日のプログラムをざっと紹介しました。
そして、チェックインとして、丸を使ったお絵かきで参加者の緊張をほぐします。丸を一つだけつかった「顔」や「地球」、2つ以上使った「メガネ」や「信号機」、「団子」といったアイデアがたくさん出ていました。中学生チームも保護者チームも徐々に打ち解けてきて、和やかな雰囲気になってきました。
◇ブレインストーミング
ブレインストーミングは、複数の参加者が自由にディスカッションを行い、アイデアをどんどん出していくことで、新しい考え方や解決策を出していく手法のことです。
テーマは、「ゴミを捨てたくなるゴミ箱とは?」。簡単そうに見えて意外と難しいこの質問に、多くの人が頭を抱えるかと思っていましたが、どんどんおもしろい意見が出ていて保護者チームに負けない勢いを感じました。
アイデアを出しあい共有した後には、実際に海外で実用化されているゴミ箱のアイデアを動画でみて、「こんなアイデアもあるんだ」とみんな感心した様子でした。
◇マシュマロチャレンジ
マシュマロチャレンジは、パスタと20センチの紐、5センチのマスキングテープを使って、マシュマロをどれだけ高い位置に置けるかというものです。
手を動かしながら考える!! とりあえずやってみる!!
という精神で、話し合いながらいろいろなアイデアを出しては挑戦し、試して試しての連続。お互いの知恵や工夫も盗みあいながら、楽しそうにパスタを組み合わせていました。
柔軟な発想と多角的なアプローチが必要なこのチャレンジですが、それぞれの班で試行錯誤していて、とても楽しんでいただくことができました。教科横断的なSTEAMの取組を深く知ってもらういい機会になりました。
■ 執筆者:安田女子高校 STEAMコース・三期生(高1)
文章・取材担当:最近は筋トレしながら思いっきり声を出して歌うのにハマってます。一番好きなお母さんの手料理は麻婆豆腐です。
写真撮影担当:マンガを読んだりアニメを観たりするのが好きです。熱しやすく冷めやすいタイプです。
■記事責任者:STEAMコース主任