フィリップス曲線~インフレ目標2%の根拠~
今回はアベノミクスで導入された「インフレ目標2%」の根拠について、アウトプットも兼ねて解説していきます!
インフレ目標2%の根拠は、フィリップス曲線に根拠があります。
フィリップス曲線とは
フィリップス曲線とは、インフレ率と失業率には短期的トレードオフの関係にあるという概念です。
つまり、インフレ率が高い時には失業率が下がり、逆にインフレ率が低い時は失業率が上がること。
1958年、A.フィリップスという経済学者が提唱しました。
インフレ目標2%の根拠
しかし、インフレ率が高いほど良い訳ではありません。
完全雇用の水準を達成するインフレ率が「適温相場」と言われます。
完全雇用とは、就職したい人が大体雇われている状態です。
その適温相場が「インフレ率2%」なのです。
絶対的ではありませんが、大体それくらいが適当だと言われています。
実際に各国で採用されているインフレ目標の水準は2%です。
参考
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