もやもやする男の話
初めての彼氏の話をします。
中学三年生の時、隣のクラスのAくんを好きになりました。
その時名作「スラムダンク」にハマっていた私は猛烈にバスケットマンと付き合いたい!!
と不純な動機の元学校のバスケットマンを思い返したところ、一人めちゃくちゃタイプな人がいたことをしる。
流川楓系統のAくんをロックオン。(髪は流川君と真逆もしゃもしゃ。でももしゃもしゃが私は好き)
それから私の怒涛の攻撃のはじまり、
毎日の挨拶は欠かさず、暇があれば話しかけ、毎日メールをして私という存在を刷り込ませていきました。
いつ付き合ったか全く記憶がないのですが、確かバレンタインでチョコを作って告白した気がします。
ここでもやもやポイント
告白の返事で
「断る理由がないから付き合う」
と言われたことははっきり覚えてます。
人間不快に思ったことは覚えてるもんですね。
(・・・・断る理由がないから・・・・・?)
プラスにもマイナスにもとれるこの発言にモヤっとしながら、
とにかく彼と付き合えたことがうれしくて幸せでした。
駅で待ち合わせして家まで帰るデートか映画館に映画を見に行くデートばかり・・・毎日メールできる相手がいるって幸せだったけど、
彼から一回も
「好き」
というワードをいただいてなかったので、彼に問いかけたところ華麗にスルーされる日々でした。
(でも旅行にいったら山のようにお土産を買ってきてくれたのはあとにも先にも彼しかいないですが、)
「好き」
という言葉を一向にくれなくて、
進学コースだったので勉強も忙しく、煮え切らない彼との時間よりも勉強することを選んだ私は、
彼に別れを告げます。
あっさり別れました。
でも、何か月かして復縁をにおわすメールが来て、
「私のこと好きなの?」
って返したら返事が来なかったので最後までこの人は私に
「好き」
と言わない男でした。
実際、本当に全然私のこと好きじゃなかったんだなー。
と少女漫画を読んで育った私は全然ハッピーエンドのこない自分の恋愛に嫌気がさしてた。
何年かして一回ご飯行くことになってその時も懲りずに
「付き合ってた時私のこと少しでも好きだった??」
って聞いたらやっぱり流されたので、もうここで私は彼のことをきっぱり忘れられました。
しかしながら、
彼はなぜ好きでもない私と付き合ってくれたのかいまだに謎です。
次もしょうもない男の話の予定です。
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