自分の時間が無い美容師
週休二日制は当然もらうべきだと思っています。
労働基準法によれば、10人以下の従業員の店舗であれば、特例で労働時間は1週間に44時間以上働かせてはいけないという決まりがあります。
8時間以上働く場合は、1時間の休憩時間も与えないといけません。
これは、日本の法律で決まっているので、サロンのオーナーさん独自の就業規則にて勝手に好きなように決めては違法となるのです。
以前、働いていた美容室のオーナーさんに、こんな人がいました。
「労働基準法を守って、うちの店が潰れたら、国は責任とってくれるのかよ？」
ほんと、呆れてものも言えませんでした。
スポーツの世界だって、ルールの中で競い合うものでしょう。
例えば、バスケの試合で
「うちのチームは弱いから、7人で戦わしてねぇ〜。おたくは5人でね♡」「ルール守って負けたら、バスケットボール協会は責任取ってくれるのかよ？」
なんてわけ無いですよね(笑)
それと同じで、きちんとした法律というルールの中で、しかもスタッフの時間(命)がかかっている労働基準法を守らないで、オーナーって、売上げが上がっても嬉しいのでしょうか？
僕が「オーストラリア人8人の中で1人だけ日本人」という環境で4年間働いていた時、オーストラリアの法律では週に40時間労働と決まっていました。
これを本当に良く守っていました。5〜10分程度のサービス残業？は、さすがに記録しておくのが面倒なので、誰も気にしていなかったですが…
2022年の10月から、美容室Sho and Jeric Academy の後を継いで経営をする事になりました。
僕がオーストラリアで体験した労働条件を、日本でどこまでできるのか？
僕が味わった人間らしい美容師の働き方を、多くの日本に居る美容師にも味わってもらいたい
そのためには、きちんとした技術とサービスを行い、きちんとした料金を頂く。
日本の美容師業界の常識を壊していきたいと企んでいます。
僕がマネージメントしている美容室は、横浜元町にあります
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