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ソルバーってなんやねん
IKソルバーの「ソルバー」をそのまま受けれていましたが、シミュレーションソフトを触っていてそこにもソルバーと出てきたから、なんやねんと思って調べた話。
気になった
あまり気にしていませんでした、ソルバーとはなんだ。「solver」を翻訳してもそのまま「ソルバー」と出るだけだ。リグを作るときにIKソルバーと出てくるからそういう物だと思っていた。
しかし最近シミュレーションソフトを触っていたらそこにもソルバーと出てきて関連性がが分からなくてそこで初めて調べてみようと思った。
概念的なもので具体的にこれといったものは無いのだが、どうやら特定の処理を行う装置のようなもののようだ。いくつか種類があって方適式ソルバーや最適化問題ソルバー、物理シミュレーション、レンダリングソルバーなど色々な使われて方をしているようだ。
共通していえるのは何かしらの問題があってそれを解決するためのもののようだ。「問題解決のエキスパート」らしい。
私のイメージ的にはプラグラムのモジュールや、ワンパッケージにされたからくりのようなパーツのイメージだ。一つのノードとかそんな感覚が近い気がする。
語源
元はラテン語で、英語に伝わったようだ。solveが解決すること自体で、solverが問題を解決する人(問題を解くツール)からきているようです。
近年は問題を解くアルゴリズムやプログラム、シミュレーションを計算して出力するシステムの言葉として使われるようになったみたいです。
シミュレーションソフトを触っていて出てきた「ソルバー」は正しく計算結果を得るためのツール・計算用のソルバーですね。
IKソルバーも角度を逆算する装置、プログラムの計算式としてのソルバーなのですね。共通事項として納得できて腑に落ちました。
以下はソルバーについて調べているときにAIにまとめて貰った語源に関する資料です。
1. ラテン語の「solvere」
原義:
ラテン語の solvere は「解く」「分ける」「緩める」などの意味を持っています。sol- は「分離」や「分解」を示す接頭辞。
-vere は「行う」「作る」を表す動詞の語尾。
具体的な意味:
縛られたものをほどく
問題や謎を解く
借金を返済する
責任を解消する
といったニュアンスがあります。
2. 英語の「solve」と「solver」
ラテン語の「solvere」が中世ラテン語を経て英語の「solve」になりました。
solve: 「解決する」「解答を見つける」
solver: 「解決する人」「問題を解くツール」
特に「solver」は、問題を解くことに特化した人やシステム、アルゴリズムを指す言葉として、19世紀ごろから使われるようになりました。
3. 現代的なニュアンス
現代では「solver」という言葉は、単に「解決者」だけでなく、数学やコンピュータ科学の分野で使われる専門用語として発展しました。
数学的な問題(方程式、最適化など)を解くアルゴリズムやプログラム。
ゲームや物理シミュレーションで「状況を計算し、結果を出力するシステム」。
簡単にまとめると
語源: ラテン語「solvere」=「解く」「ほどく」。
派生: solve(解決する)→ solver(解決するもの、解決者)。
現代的意味: 人間や機械(アルゴリズム)が、複雑な問題を解く役割を担うもの。
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