薬剤師ではコントロールできないこと
こんにちは、yasuです。
かれこれ薬局薬剤師になって8年経ちます。
8年働いて、「薬剤師がコントロールできないこと、結構多くね?」と思うことが増えてきました。
薬剤師の本音を、代表してぶちまけたいと思います。
後発指定から先発への疑義
意味がわからない疑義ナンバー1。
なんで同じ成分なのに、医師に確認しなきゃいけないの?って思います。
いや、医療費削減のためにジェネリックを推奨してるのはわかるよ。
でも、ジェネリックから先発へ変更するくらい、薬剤師の判断でやらしてほしい。
疑義するたびに、「?」が浮かぶ医師も多いと思います。
そんなこと薬剤師で判断してくれ!って思ってますよ、絶対。
もうこのルール早く撤廃してほしいですね。
閉店時間
門前のクリニックや病院に患者さんがいる限り、薬局は開けてなければいけません。
たとえ、夜の9時になろうが、10時になろうが、門前が開いてる時間は開け続ける。
これって当たり前になってますけど、結構えげつなくないですか?
日中に仕事をめちゃくちゃ頑張っても、帰れないんですよ?
「いやいや、患者さんいるんだからそこは頑張れよ」って意見が一般的でしょう。
もちろん、その気持ちもわかります。
患者さんの体調はいつ変わるかもわからないし、何より命がかかってるわけですから。
患者さんがいるのに、潔く「定時なんであがりまーす」なんてできるわけありません。
とはいえ、一生懸命頑張っても早く帰れないことに、嫌気が差すときもあるんです。
ぼくは、時間内にできるだけ仕事を終わらせて早く帰りたい。
家族と一緒にいたいし、自分のスキルを磨きたい。
自分が「コントロールできない部分」に、ほとほと疲れてしまうときがあるのです。
薬の流通
自分がお客さんであるシーンを想像してみてください。
目当てのものが売ってないとき、どう思いますか?
「えっ?なんで売ってないの?」って思いますよね?
薬局でもたびたびそのようなことが起こります。
薬の流通に制限がかかってて、患者さんに渡せない時です。
いくら自分が頑張っても、こればかりはなんともなりません。
そもそも薬を納品できないのですから。
「その薬を欲しがってる患者さんがいる!すぐにうちの薬局に持ってきてほしい!」と声を上げても、納品できないのです。
患者さんから「もう他の薬局行くよ?」と言われても、「すみません」としか答えられんのですよ。心が痛みます。
できる範囲でコントロールしよう
コントロールできなくてモヤモヤしてることを、ぶちまけました。
とはいえ、コントロールできないことに執着しても何もいいことはありません。
多少モヤッとしても、割り切るのがベストでしょう。
ただ、それでも割り切れない人もいると思います。
そんな人は我慢せずに、違う働き方を考えたほうがいいかもしれません。
調剤薬局以外にも働き方はたくさんありますから。
無理して薬局で働く必要ないですよ。
資格をもっているので、いくらでも活かしようはありますから。
自分がコントロールできることを一生懸命に頑張る。これ大事ですね。