海外で仕事をしたい人 東南アジアで下積みすることをおすすめ
こんにちわ、私はタイ国で仕事をしています。もともとは、日本で仕事をしていましたが工場の新規立ち上げをきっかけに海外で仕事をすることになりました。現在では元いた会社を退職し、現地で仕事をみつけ働いてます。ここでは、海外で仕事をすることに興味をお持ちの皆さまに海外で働くことのメリット・デメリットをお届けします。
結論!海外で仕事をするのは楽しいほうである
私は、海外での生活10年目をむかえます。
日本での窮屈な生活に比べたらかなり楽しく仕事にプライベートに過ごせてます。
皆さまも、TVで海外のかたがたが自分の生活スタイルを第一優先に仕事をしている姿を羨ましく思うことがあると思いますが、まさにそれです。
仕事はもちろん非常に大変な業務が多いのですが、無駄に残業をする方向性はありません。
むしろ家庭を大切にする生活習慣が現地管理者たちにも根付いてます。
語学を学べる、語学の勉強は頭を活性化させる
私は通訳の仕事ではありませんが、場合によっては現地のかたが本社の人に何を言っているのか補助する場合もあります。
本業の人ほどはうまくないですが、これも非常に能力として重宝されます。
さらに個人としては、脳の活性化に非常に良いといわれます。
実際、通訳をするとなると2者が違う言葉を発しますが、その言葉を一時的に記憶しないといけません。
ひどい時は、同時に両者が話すとなると相当に頭の回転が速くないとおいつきません。
尚、基本私のいる国はタイなのでタイ語が良いのですが、メールや文書では英語となります。
しかし、この英語能力というのも皆さんが心配されているほどの高い能力はとくに必要とされていません。なので、仕事を続けながら英語能力を高めればよいので非常に有難い職場です。
自分自身を成長させることができるんです。
外人ということで、特別扱いになる
会社の福利厚生は会社によってさまざまです。
ここでいう特別扱いというのは、現地人にたいして極わずかな人数しか日本人はいないので特別になります。
よくいわれますのは、現地人200人に対して日本人1人といいます。
つまり1,000人規模の会社であれば日本人は5名ほどといったところです。
良い意味での特別は、中途採用でもそれなりに日本人ということで、現地の皆さんが気を使ってくれるところ。
会社によって異なりますが、役員でもないのにタイムカード不要、外出のさいは日本人上司に一言いえば気軽に直帰できる、など。
世界を視野に物事を考えられる
日本の場合は、会社社内での問題に振り回されることが多いですよね。
たとえば、人間関係でどうしてもうまくいかない人がいる、難しい問題をいつもおしつけられる、相談できる人がいないなど閉鎖的なくらーい問題が多いです。
海外の場合ももちろんそのような問題は起こりますが、どちらかというともっと世界的な市場にたいしての考えや、会社のあちこちの拠点との協力関係などあまり小さな内容を考えている暇がないというのがほとんどです。
デメリットは?
先までは、メリットをお伝えしました。
もちろん海外で働くうえでは、デメリットもたくさんあります。
1番重要!本社側になるか?それとも現地側になるか?
海外は当然、日本的な考えはありません。
仕事の考え方があわずにもめることが多々あります、このときに本社側に立つか?現地側に立つか?非常に重要です。
日本人なので当たり前のように日本本社側ですが、まれに現地側の人がいます。
悪いわけではありませんが、長年現地の人とうまくやるにはこれも一つの手段です。
これは、日本語通訳の人も同じことがいえます、通訳というのは間にはいるのでどっち側になるか次第で長く仕事が続けられます。
大抵の通訳の人は早期に退職するのがほとんどです。
これは、給料アップの狙いもありますが良くきくのは日本人との交流が多いのでタイ人管理者とうまくいかないことが多いのです。
日本に帰国したくても帰れない!
会社の都合できてますので、基本あまり気軽には帰れません。
これは本社から出向のかたがそうですが、現地採用の人も一緒です。
余程の重要な用事でもない限り気軽には帰国できません、しかもほとんどは会社負担はありません。
会社負担で帰国する人はほとんどが会社の日程にあわせた帰国でしょう。
本社に帰国!しかし、すぐにまた他国へお願いされてしまう!
一度海外勤務をした経験の人は、会社にとっても貴重な存在。
大切にされるというよりも、なかなか海外を耐えることができる人は限定されます。
再度海外行になる理由
・日本に戻っても座席がない
・海外勤務を耐えることのできる人は少数
・どんなに海外勤務を待遇良くしても、かなり嫌がられる
海外勤務は、精神的にもやられることは多々あります。
異国の文化の違い・考え方の違いがありなかなか指導してもしきれない。
それでも本社の人間は無理難題をつきつけます。
過去、同じ海外を経験した人も日本に戻れば本社の人間にもどり、指摘する側になります。
これで、海外勤務はなかなか精神的にも辛いというのがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?海外勤務についてお届けしました。
これらの内容は、年配の方々だけの話ではなく若い年代の人も同じで20代で海外にきても本社の人間であれば待遇は少しはおとるもののほぼ同等で特別扱いです。
若い年代のうちにこのような特別待遇は気がおかしくなるかというとそうでもありません。
若いうちに海外を経験することで、日本では味わえない経験をえることができるでしょう。
タイでは日本から若い世代の人もたくさん仕事探しにきており、現在となっては20代の人がタイで働いてもさほどめずらしくもありません。
20代のうちにタイなどの東南アジアで英語力を鍛え、30代でアメリカ、ヨーロッパにむけて本場英語圏でビジネスマンとして世界と戦う!こんな人生も面白いのではないでしょうか?
狭い日本で、人生を歩むよりも広い世界に視野をむけるのは非常に良いことです。
まずは東南アジアで練習?といった意味でも海外で働くみなさまが成功されることをお祈り申し上げます。