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僕たちに残された時間


こんにちは、Qnoir青山でフリーランス美容師をしている小川泰明です。


改めまして、能登半島地震で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

被害を受けられた地域の1日も早い復興を心から願っております。


年明け早々、命について考えさせられることがたくさんありました。

いつ、どこで、どうやって、命が尽きるのかは誰にも分からないし、それが自分や身内の周りに起きたとしても何ら不思議なことではない。

そんなことを考えさせられた1年の始まりでした。


久しぶりになってしまいました、2024年最初の記事になります。

限りある命を生きる僕たちが、今だからこそ目を背けてはならないことを少し違った角度からお話していきたいと思います。


40代で人生の体感の80%以上は終わっている


嘘みたいなほんとの話です。


「ジャネーの法則」ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

私事ではありますが、僕もまもなく四十路を迎えます。

歳を取れば取るほど毎日が早くなる、その言葉どおり1年なんてあっという間に過ぎ去っていきます。


あくまで体感上でのお話ではありますが、僕が生まれておよそ40年が経ったということ、それはすでに僕の人生の8割以上が終了しているという事実。

ということは僕に残された時間は20%未満。。

「人生の残り2割弱をどう生きるのか?」それはとても重要な問題だと気づきハッとしているところです。


いろんなところで耳にします。

大人になって毎日が過ぎるのが早く感じるのは、新しい経験をしなくなるからだと。

思い起こせば確かに小学校や中学校の頃なんかは、なんやかんや節目やイベントを用意してもらった生活を送らせてもらってたんですよね。

春には新しいクラスメイトができ、月に一度の席替え、夏にはプールの授業があり、放課後は部活に明け暮れ、秋には運動会と文化祭、好きなあの子のことが気になってるうちに冬には進路を決めなきゃで、1年が終わっていく。

入学と卒業、いろんな節目が用意されていた日々はやがて終わり、僕たちは自らで人生を設計していかなくてはならない大人になっていきます。


いかがでしょうか?

忙しない毎日をただ消化していくようなそんな日々をあなたも過ごしていたりしませんか?

かくいう僕自身もそのうちのひとりで間違いありません。


私はまだ若いって?

いえいえ、20代の方でもすでにその人生の体感の6割以上を終えてしまっているということになるんですよ?

こりゃ他人事ではなくなりますよね。

聞き飽きた台詞ですが、人生なんてあっという間です。

おい、ちょっと待ってくれよ。

もうちょっとでいいから、人生をゆっくり進めてくれよ。


繰り返しになりますが、僕たちが人生の体感速度を落とすためにできることは、どうやら「新しいこと」を経験するより他にないようです。

大人になった僕たちは、運動会を、文化祭を、席替えを、クラス替えを、自らの意思と力でそれらを遂行していかなくてはならないのです。


変化と行動を起こすのがあまり得意ではない小川も、そんなことを言ってる場合ではないようです。


毎年のことではありますが、この時期になるといつも「挑戦」というワードが僕をつついてきます。


年明け早々、胃カメラに挑戦する羽目になってしまいましたが、、この調子で頑張りたいと思います。


人間はいつか会いたい人に会えなくなり、いつか体だって自由には動かなくなるんでしょう。

いつか、でもいつか必ず。


それはまだ遠い先かもしれないし、今日突然奪われるものかもしれない。


まだ僕には、そしてこのnoteをご覧になられている皆さまには、その猶予がまだ少しだけ残されています。

貴重なその残り時間を、できることなら必要以上のスピード感を感じることなく、大切に過ごしていきたいものです。

改めまして、本年もどうぞよろしくお願い致します。

そして2024年が皆様にとって素敵な1年になりますように。



小川泰明








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