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だれのための報連相
ビジネスの基本のキである報連相(報告・連絡・相談)。新卒の方々が初めに直面する壁はこの報連相ではないでしょうか。何を隠そう、私も社会人2年目にしながらこの報連相が大の苦手なのです。本日は、入社2日目にして弊社クライアント先に派遣された経験より得た報連相に関する見解を共有させていただきます。
どうして報連相が苦手なのか
はじめに派遣先にて課せられたタスクは、倉庫にある商品の在庫データをオンラインショップの在庫データにEXCELを用いて反映させることでした。 取り組み方としては①関数で解く方法と②1つ1つ照らし合わせる方法があり、一見したところ①関数で出来そうと考えさっそく取り掛かりました。 しかし、想定の関数だけでは解ききれず試行錯誤するも複雑さは増すばかりで解決には至らず。①を諦め、②に手段を切り替え作業を再開させてしばらく経ったところに上司からの電話が。進捗を伝えたところそのタスクは上司が引き継ぐことに。その日クライアントに対して私が貢献できたことはほとんどありませんでした。
今回のケースでは、上司からの連絡のおかげでタスクの納期に間に合いましたが、連絡せず抱え込んでいたら最悪の場合、納期に間に合わずクライアントに迷惑をかけていたでしょう。私がすべき行動は、①では出来ない判断した段階で上司に連絡・相談することだったのです。
ではどうしてしなかった(できなかった)のか?
それでは、どうして私は連絡/相談を行わなかったのか。その理由を紐解くと以下3つの要素が浮き上がってきました。
・EXCELを用いた前職の経験から「できる」と思い込み、「できない」自分を受け入れるのに時間を要した。
・多忙な上司の時間を奪うのではないかと気遣った。
・他者から仕事ができないと指摘されたくないという意識に支配された。
このように、自分自身のプライドや見え方を意識するがあまりの失敗だったのです。
だれのための報連相なのか
そもそも報連相とはだれのために行われるべきなのでしょうか。それはクライアントです。ECコンサルタントとして働く上で作業効率を高め生産性をあげることはとどのつまり、よりクライアントの力になれるということです。今回の場合、早期に上司に相談していれば、解決策が見つかるもしくは別の作業に取り掛かりクライアントに貢献できたはずです。それが自分自身の評価につながるのです。ECコンサルタントとして、自己保身の衣を脱ぎ去りクライアント中心の衣を纏わなければ通用しないと実感しました。
できないことは恥ずかしいことではない
ミスやできなかったことをひた隠しして得ることは何一つありません。誰もが失敗するし、苦手でできないこともあります。大切なのはそのあとに「迅速に伝達できるか」仕事の速さは優秀さに比例すると言われますが、報連相も然りです。一通りトライしてできないと思えば上司に進捗報告をおこないましょう。すべてはクライアントのためになるのです。
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YN