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ヤスアジTVアジのフェアリーS騎手・厩舎コメント評価から徹底分析解説

ヤスアジTVのアジです!

動画では伝えきれないフェアリーSの出走馬の厩舎コメントや前走騎手コメントや情報を含めて評価していきます。

まず、なぜ予想を届けるのか?について

僕の競馬予想はナナメ予想と言われますが、自分ではあまりナナメに予想しているつもりはなく、1番有益なファクターが「コメント」に詰まっていると思っています。

調教師の先生や、馬主さん、ジョッキーにもお会いさせて頂いてお話を聞く機会もありましたが、どの馬も競馬ファンの期待に応えたいのは前提の話として、どのタイミングで入厩して、どのタイミングで特に勝たせたいか、
色んな思いがそれぞれにあるのは確かです。

短期免許の外国人騎手がわざわざ日本に来て賞金の高いところで勝ちたいのは当然のことだし、
船橋の張田騎手も、このレースは賞金高いので絶対に頑張りたい!とインタビューでも応えていますからね。

実際に川島先生が名古屋のヤスアジスタジオに会いに来てくれた時に
馬主さんがいらっしゃって、先生の厩舎に入れたい馬がいるという事で、馬主さんが厩舎に入る時の営業みたいな場面に立ち合わせていただいたりしました。
後日その馬主さんから「先日はお世話になりました!本日、先生のところから自分の馬が初出走しますので是非応援とヤスアジファンの皆さんに宣伝お願いします!」とLINEをいただきました。
たまたま仕事が忙しくて既読できずにレースが終わっていましたが、
その馬が先生の厩舎に入って最初のレースで川島正太郎ジョッキーの騎乗で60倍くらいのオッズで勝利していたので、そういうタイミングはあります。

船橋の本橋騎手に実際伺ったことがありますが、
「走る前から勝つ事を確信している時はありますか?」と聞いてみました。
「ゲートが開く前から勝つって分かってる騎手がいるとしたら天才を超えています」と言っていました。
どんなに馬のコンディションが整っていても、競馬が始まる前から100%勝てると思っている騎手はいないそうなので、どんな情報があったとしても少しのミスで結果は変わるという事は当然です。
ただ、当然勝つつもりでは走ります。との事なので、

そんな騎手と厩舎のコメントを遡って、その馬の横比較で予想するスタイルを順当な予想として広められるように記事を書いていきます。

僕は全ての騎手と話したことはありませんが、馬の評価は騎手の性格によって捉え方が全く違います。
僕には占いによって、ある程度の傾向が読める武器があるのと、
全ての騎手コメントを穴が開くほど読んできたので、○○騎手のコメントの特徴や言いたいことまでほぼ読み解ける読解力はついています。

その武器を全力で出し切る場所として
今回からアジ流の予想を届けていこうと思います!

という訳で、早速フェアリーS出走馬の各コメントの横比較評価をまとめていきます。

舞台となるフェアリーS、中山1600mも踏まえて考察していきましょう


①アイサンサン/岩田望来 推定5番人気 15.4倍
前走:2024/10/26 京都3R 2歳未勝利戦  1人気1.8倍 1着

前走騎手コメント:岩田望来
好スタートから2着馬の後ろをマーク。そこから直線で狭いところを抜けて勝負強い走りで差しました。
折り合いもついたし、このレースはいい経験になったと思います。
これからも成長が楽しみな馬です。

前々走:2024/10/05 京都5R 新馬戦 4人気8.0倍 2着
前々走騎手コメント:永島まなみ
調教で乗った感じと同じで、テンからハミを噛んで力んでしまう面がレースでもありました。それでも最後まで脚を使ってくれましたし、折り合い面が良化すれば勝てる力はあると思います。

ポイント①
新馬戦での永島騎手のコメントで折り合い面の良化が原因と言っていたように、2走目の岩田望来騎手の時は折り合いもついたと言っているので、今のところこの馬の課題は見当たらない状態で騎手目線からすれば順調のようですね。
1発で折り合い面の課題をクリアしてくるところは流石の佐々木厩舎。

では、厩舎のコメントは・・

前走:2024/10/26 京都3R 2歳未勝利戦  1人気1.8倍 1着
前走厩舎コメント:佐々木晶師
初戦は良血馬らしい素晴らしい走りで、スッと前に行けるセンスも感じ、使ったことでピリっとしてきたよ。今度はもっとやれると思うので楽しみ。

前々走:2024/10/05 京都5R 新馬戦 4人気8.0倍 2着
前々走厩舎コメント:佐々木晶師
良血馬らしい動きをしている。ゲートも普通に出る。気性的にマイルも良さそう。

佐々木先生は、良血馬という点を評価していて、それが見事にハマっていますので、血統がハマるデータパターンで狙えるかも!と手を出したくなりますね。僕はまだ出しませんけど。

騎手コメント、厩舎コメント共に矛盾している所もなく好走しています。
調教タイムも馬也と一杯でタイムがさほど変わらない印象なので、やや攻め駆けするタイプだけど、栗東の坂路でラスト1F12.3以下の好タイムを出していれば安定して差しきり勝ちもありそうですね。

ちなみにキズナ産駒で、中山1600m(右 外 C)のコース成績は
9-7-6-51
勝率12% 出走馬中6位
連対率21% 出走馬中6位
複勝率30% 出走馬中4位

単勝回収率50%
複勝回収率125%

です。

ポイント②過去の着内馬の上がり傾向

2024年レース結果
2023年レース結果
2022年レース結果
2021年レース結果
2020年レース結果

上がり1~3位の馬が100%着内に来るという事で

アイサンサンの2戦詳細

アイサンサンは2戦とも上がり1,2位なので条件を満たしています。

ポイント③フェアリーSのコース傾向
中山1600mという事で、ほとんどが下り坂コースからラストの急坂の先にゴールという形態です。

中山1600mで行われるレースは主に
・ニュージーランドトロフィー(G2)
・フェアリーステークス(G3)
・ダービー卿チャレンジトロフィー(G3)
・京成杯オータムハンデキャップ(G3)
・ターコイズステークス(G3)
・ジュニアカップ(L)
・アネモネステークス(L)
・ニューイヤーステークス(L)
・東風ステークス(L)

坂の頂上からスタートするためハイペースになりやすい上、コースの大半が坂道となっていることから、ペース配分がカギとなります。
経験数の浅い新馬や未勝利馬の場合はいかに騎手がペースをコントロールできるかが好走の秘訣。

中山1600mの好走上位騎手と言えば
ルメール
戸崎圭太
横山武史
デムーロ
田辺
大野

となりますが、
実際
西村、杉原、柴田大知と勝っているので、好走騎手で絞る訳には行かなそうです。
それに戸崎さん、武史くんは当然推定1、2番人気ですからね。
フェアリーSでは過去5年で2番人気が来たことがなければ、
1.3番人気の両方が着内に来たこともないので、配当は美味しくなるレースです。


ポイント④調教傾向

過去の1着馬の調教傾向を並べると、好タイムだから勝つという訳でもなさそうです。

2024年1着馬
2023年1着馬
2022年1着馬

アイサンサンの調教は、1/8時点で
1/3 助手 栗東 良
52.4 38.2 25.1 12.7 強め
去年のイフェオンに似た稽古でいいんじゃないでしょうか?

アイサンサン/岩田望来
の総合評価はAです
課題だった折り合いもついているのであればペース配分も望来くんのペース通りに走りそうなので、あまり不安がない。

同枠に人気馬が入って目立たない存在にでもなればチャンスですね!



②エストゥペンダ/三浦皇成 推定9番人気 22.8倍
前走:2024/11/02 東京2R 2歳未勝利  2番人気 3.6倍 1着

前走騎手コメント:三浦皇成
調教から乗せてもらいましたが、今回からハミを換えてくれて好印象を持っていました。そのイメージのまま競馬につながりました。
折り合いが鍵になる馬ですが、今日は位置を取りにいきながらもしっかり折り合いがつき、これなら距離を延ばした方がフットワークが生きそうです。体が増えたのもとっても良かったし、全く太く感じませんでした。

個人的に三浦騎手のコメントが好きなのは、無駄に文章が多い所ですw

前々走:2024/8/18 新潟1R 2歳未勝利 2人気2.9倍 3着
前々走騎手コメント:菅原明
小脚が使えないのでポジション取れませんでした。折り合いがついてくれれば動かせるがあのペースでは無理ですね。それでもラストは伸びて3着のように力は確実にあります。

新馬戦:2024/6/02 東京5R 新馬戦 4人気6.3倍 4着
新馬戦騎手コメント:川田将雅
ポテンシャルはありそうですが、まだ出せる状態じゃありません。徐々に僕のやりたかった事を理解してくれれば何よりです。

川田さんは新馬だろうがいきなりG1クラスの走りを要求しますねw

川田さんも初戦からポテンシャルは認めていたように、自分の思い通りに走らずとも4着。
2走目の菅原くんも、折り合いがつかずに勝ちポジションが取れずとも3着。
前走の三浦皇成でハミを換えてみたところ、折り合いがついてポジションが取れてフィニッシュ!

力があり、体もうまく成長して折り合いもついたということで、もっと長い距離でも行けるという事はペース配分に自信があると言っているのと同じなので、かなり期待できそうですよね。

そしてこの馬、僕が唯一推していたあの伝説のG1馬ギルデッドミラーとローテーションが似ています。
新馬戦で川田さんにシゴかれ・・捨てられ・・その後三浦皇成で覚醒する。
またこの後壁にぶち当たるはずですが、注目しておいた方がいい馬の気配がプンプンしています。

高柳厩舎サイドも・・
・乗り難しさはあるんだけど力は上位
・初戦は掛かり気味でしたが終いの脚に希望の光を見た
・前向きな馬なのでスタートも水準です

と言ったように、折り合いさえつけば力は上位と言っています。

調教は・・
前回よりも攻め駆けしておらず
1/6 美坂 良 助手 馬也
55.3 40.1 25.6 12.6 
1/3 美W 良 三浦 馬也
83.7 67.2 51.8 37.8 12.2 
リバーラ(古馬オープン)直線強めの内を0.4秒追走0.4秒先着

同じ高柳厩舎のリバーラ(1/18カーバンクルS出走)の強めと併せて
三浦騎乗ではあるが追走しながら0.4秒先着しているように状態は間違いなく良い感じです。
前走同様のイメージで勝ちポジションに動かしてからちゃんと差して勝てるか?の稽古をしていると思います。

フェアリーSはほとんど下り坂でスピードが速くなりペース配分が重要なので終いに強い負荷をかけた稽古ではなく折り合い面重視の確認といった感じの稽古内容にも納得です。

上がりもしっかり出せています

エストゥペンダ/三浦皇成
の総合評価は・・・・

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