
【StableDiffusionWebUI・kohya_ss docker】クラウド環境構成図
StableDiffusion で初めてクラウドや docker を使う方もいるかと思います
ここではクラウドやコンテナ、ローカルPCとの関係などを説明します
下の画像がすべてです

なぜクラウド、docker を使うのか?メリット紹介しています
環境構築方法を知りたい方はこちら
概要~画像が生成されるまで~
登場人物が網羅的にでるので、画像生成するまでを例に説明します
※クラウドサービスはAWS, GCP, Azure 同じ流れです。(今回はGCPを例)
※あくまで概要的な説明になります。
詳細な仕組みは個人で調べてください
1.ローカルPCのブラウザ or Google Cloud SDK からVM(Virtual Machine)起動
2.対象のアプリケーション (SDWebUI, kohya) のコンテナを起動
3.コンテナ内ではマウント先の学習用ファイルを使って画像生成、Lora作成
・学習用ファイル
SDWebUI→モデル、Lora、extentions…
kohya→学習画像、キャプション…
・以下のようにGPUを使い、画像やLoraは生成される(多分)
NVIDIA Container toolkit → NVIDIA GPU ドライバ →GPU
4.画像や Lora はマウント先のディレクトリに保存される
5.必要に応じローカルPCにダウンロード
VMの容量がひっ迫する場合はモデルやLora をローカルPCに移動してもいいかもしれないです
※以下ディレクトリは停止時に初期化されます
重要なデータは保存しないようにしましょう
・コンテナ内でマウント先以外のディレクトリ
・VM の永続ディスク以外のディレクトリ(多分)例)/tmp, /mnt…
⇒VM のホームディレクトリは初期化されない
今回は画像生成環境について整理しました
図のどこを使用しているか意識するとトラブルシューティングが楽になります
間違いあれば指摘お願いします