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有馬記念を見て感動した3つのコト

皆さん、今年はどんなクリスマスイブとクリスマスを過ごしたのでしょうか?

僕は有馬記念を見て感動していました。

僕は競馬が好きなので、大体有馬記念を見れば感動するのですが、
今回のレースもめっちゃ感動したので、レースのレビューの記事を書く前に僕が感動した点を紹介させてください。

1.ユタカさん、54歳にして有馬記念を勝つ

武豊。
競馬をあまり知らない人でも聞いたことはあるという人ではないでしょうか。
競馬ファンにとっては、言わずもがなの生きるレジェンド騎手。
54歳にして、時速70kmの競走馬に乗り、未だに一流のレースを勝つジョッキーです。

今回のレースの騎乗も完璧でした。
最高に上手かったです。
しっかり有力馬をそれにふさわしい着順に持っていくのが一流のジョッキー。

しかもこの人、最近まで馬に蹴られた怪我が完治しておらず、完治したのも最近の話です。
復帰明けのG1レースで完璧な立ち回りで勝ちました。

これで有馬記念4勝目、国内G1レース81勝目だそうです。
ヤバすぎ。


2.2005年から時を経てのドラマ

時を遡って2005年の有馬記念。

怪物の影に隠れた才能の塊、ハーツクライが
当時敵無しと見られていたディープインパクトという怪物を倒したレースです。

当時2着のディープインパクトに騎乗していたのが武豊、レースを勝ったハーツクライに騎乗していたのが今年の2着馬に乗っていたクリストフ・ルメール騎手です。

その2人が時を経て2023年の有馬記念で1着と2着を分け、
ユタカさんはその因縁のハーツクライの仔に乗り、レースを勝ちます。

このドラマ、競馬ファンなら誰もが痺れるのではないでしょうか。

僕はこの話を聞いてずっと鳥肌が立っていました。

3.タイトルホルダー

今回3着に入ったタイトルホルダーという馬がいます。

この馬は今回の有馬記念で引退レースとなることが発表されていました。

2021年に命を落としてしまったドゥラメンテ産駒で母はメーヴェということで、小さいサイズで有名な最軽量のオープン馬、メロディーレーンの弟ということでも有名です。

タイトルホルダーは今年の春の天皇賞を怪我で競走中止し、
怪我明けのオールカマーとジャパンカップを思うような競馬ができておらず、そのまま有馬記念での引退が発表されていました。

そのため、競馬ファンの間からは、タイトルホルダーを心配する声が上がっていたのです。

しかし、その心配を払拭するようにスタートの出からハナを奪いレースをつくるタイトルホルダー。

第4コーナーまで先頭を切り、あわや本命馬を飲み込んでしまうのではというレースを見せてくれました。

鞍上の横山和生ジョッキーも、以下のようなコメントを残しています。
「残念。あそこまでいったら勝ちたかった。秋3戦目ですけど、しっかりこういう状態にもってきてくれてスタッフに感謝しています。らしい競馬で、あわやという場面もつくってくれたし、カッコ良かったです」

和生ジョッキーも全盛期のタイトルホルダーではないことは分かっていたのでしょう。
「あわや」というコメントがそれを物語っていると思います。

僕も見ていて、最初のスタート時の走りの加速は全盛期のころとは違うなとは思いました。
ただ、鞍上の横山和生ジョッキーを含めて、今のタイトルホルダーの力を出し切ってのグランプリ3着は本当によくやったと思います。

カッコ良かったです。

やっぱり競馬は良いなと思います

今年も様々なドラマがあった有馬記念。
僕はこのレースを見て、年の瀬だなと感じるようになりました。

僕は、人それぞれの楽しみ方があり、様々な点に感動できるスポーツとしての競馬が大好きです。

最後に、ユタカさんが勝利ジョッキーインタビューで仰っていた言葉で締めます。

やっぱり競馬は良いなと思います。

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