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【Recraft】2024年最強の画像生成サービス

画像生成サービス「Recraft」を紹介します。

Artificial AnalysisのText to Imageのランキングの中で、FLUX1.1[pro]を超える評価を得ています。個人的な感想としても、画像生成の基盤モデルで一番良い印象です。(評価軸は、①photorealism(写真のような描画)、②prompt adherence(プロンプトの遵守度)、③text rendering(テキストの描画))

Text to Imageのランキング(出典:Artificial Analysis)

過去に比較したサービス(Stable Diffusion 3.5、Midjourney v6.1、FLUX.1)については、Appendixにリンクを貼っています。



1.プロンプトで画像生成(英語)

まずはいつものプロンプト(Appendix参照)で画像生成をしました。MiroのようなUIデザインであり、使い勝手はとても良いです。

RecraftのUI

では、実際に画像生成をしてみました。FLUXやMidjourneyと比較しても遜色のないphotorealism(写真のような描写)ができており、破綻している箇所もほとんどありませんでした。(よく見ると、建物と木と家具のバランスが変ですが)

Recraftで画像生成(英語)

2.プロンプトで画像生成(日本語)

英語でのプロンプトを日本語訳をして、画像生成をしてみました。
英語での画像生成とほぼ同じ結果になったと思います。「地面に木漏れ日の影」というかなり細かなprompt adherence(プロンプトの遵守度)も実現できています。なにより、日本語で画像生成できるサービスは、業務利用として非常に重要であると言えます。

Recraftで画像生成(日本語)

3.モックアップ(Mockup)機能:その①

生成した画像に別の画像のデザインや模様を組み合わせる機能です。
ユースケースとしては以下
・部屋の模様替え案
・コップやTシャツのデザイン案

モックアップ機能のアイコン

今回は、木製の椅子を生成し、椅子の模様を変更します。
まずはプロンプトを入力し画像生成をします。(ベースの画像)

ベースの画像を生成

椅子が生成されると、緑色の範囲指定が表示されます。
椅子全体を囲み、変えたい模様のプロンプトを入力します。(模様の画像)

模様の画像を生成

茶色の木製椅子の模様を変更することができました。あくまで模様の変更ですので、質感としては木製模様のシールを貼ったようなイメージになります。

ベースの画像+生成した模様の画像

3.モックアップ(Mockup)機能:その②


もう一点、別の方法で模様の変更をすることができます。
模様の画像を読み込みます。

模様の画像を読み込み

ベースの画像の椅子のあたりにドラッグ&ドロップします。

模様の画像をドラッグ&ドロップ①
模様の画像をドラッグ&ドロップ②

その①と同様に、茶色の木製椅子の模様を変更することができました。まさにモックアップ作成として便利な機能となります。

ベースの画像+読み込んだ模様の画像


Appendix

過去比較したサービス(Stable Diffusion 3.5、Midjourney v6.1、FLUX.1)は以下の通りです。

画像生成に使ったプロンプトは以下の通りです。

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