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ティーチング備忘録~3歳とポケカ~

おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。

各務原ポケカ~チャレンジアカデミー~
略してチャレアカの校長のやすです。
これからこれを挨拶にしていこうと思いますw

さて今回は、7月21日に開催されたカトウさん(@judge_papa1326)主催のオーガナイザーイベント「犬山線ポケカ」のティーチングの一幕をここで綴ろうかなと思います。


3歳のティーチングをお願いします。

7月某日、主催であるカトウさんより、連絡が来ました。

「7/21のティーチング枠で、3歳のプレイラボの予約が入りました。対応お願いします!トムリンさんのnoteを参考にしてください!」

3歳ではポケモンカードで必須のカタカナを読むのも、ダメージ計算もできないはず。。。
僕ですら、ライトニングロンドのダメージ計算に不安があるのに…w
こりゃまたすごい依頼が来たぜ…
と震えてましたw

ちなみにトムリンさんの記事とは、6月29日開催の同イベントで行われたティーチングの一コマで、3歳児とのポケカについてのnoteです。
ポケカ対戦だけがティーチングじゃないと分かる、とても参考になるnoteなので、ぜひ読んでいただきたいnoteです。

どんなティーチングにしようか

トムリンさんのnoteを参考に「ポケカを使った遊び」をやることにしようと決め、どうしようか考えていました。
そういえばと思い出したのが、僕の友達でジャッジの同期にあたる、へるしーさんが5歳の娘さんとポケキャッチをして遊んだnoteを読んだことを思い出し、ネットの海に繰り出しました。

へるしーさんの性格が出てるnoteで、めちゃくちゃ細かくわかりやすくまとめてあります。この人の分析力と言語力はマジで異常ですw

へるしーさんが公式動画を見て、嚙み砕いて言語化してるので、とても理解しやすいです。
しかも注意点やコツなどもまとめてくれているので、準備に時間もかからないと思います。
ポケカをやりたいけど、難しいことはできない未就学生等の親御さんに読んでほしいです。数枚のポケモンと、数種類のエネルギーカードがあれば出来ちゃうので!

準備したカードと理由

今回ポケキャッチをするにあたって、準備したカードは以下のカード

ブイズ達と伝説ポケモン

誰しもわかるだろうポケモンを10種類用意しました。
イラストが大きく、目でも楽しめるように全てVポケモンにしています。
タイプを4種類に絞ったのは、へるしーさんのnoteにもあったように、ある程度絞らないと出来ない(ゲームにならない)可能性があった為です。

また、2エネのポケモンと3エネのポケモンを準備しています。
これはこちらの都合もありますが、多少のゲーム性を持たせるためにしています。
電気タイプはピカチュウを入れる都合でどちらも3エネになってしまいましたが…w

各ポケモンがワザを使うために必要なエネルギー

エネルギーの枚数を把握する為に、各ポケモンに何枚必要か実際に置いてみた画像です。
各タイプのエネルギーを余分に1枚ずつ足すと丁度30枚になりました。

ここでちょっとした余談ですが
ポケモンカードは60枚のデッキで対戦するゲームですが、小さなお子さんには60枚の束は大きく、カットしづらいという話をよく耳にします。

今回、ポケキャッチのデッキを作る最中、エネルギーカードの総数が30枚になったことで、カットの練習にもなるし、ハーフデッキなら対戦が出来る指標にもなるなと思いました。奇跡的に出来たんですけどねw

姪っ子とやってみよう

全ての準備が終わりましたが、本番を迎える前にテストプレイをしないとあまりにも不安でした。
へるしーさんは5歳児とやって、ちゃんとできてる。ただ今回は3歳児。
どうしようかと悩んでいましたが、たまたま姪っ子が遊びに来ており、たまたま姪っ子が3歳児。。。

「おにいちゃんとポケモンカードして遊んでくれる?」
「いいよ!」

ということで、テストプレイが出来ましたw
姪っ子に好きと言われる叔父さんになっててよかったw

ポケモン自体よくわかっていない姪っ子ですが、テストプレイができたことでわかったことは
・色とエネルギーの必要数はわかる
・最初のプレイで見本を見せながらやれば、ルールも概ね把握できる
・でもシャッフルはできない
この3点でした。
この3点がわかったのはかなりでかいです。
これなら持っていけると思い、今回のティーチングに挑みました。

当日のティーチング

テストプレイもしたし、話す内容も考えたし、子供の相手は多少慣れてるはず。あとはアドリブでなんとかなるやろ!と腹を括ってましたw

まずは普段通り3歳の女の子と挨拶。
名前を聞くと元気に答えてくれますが聞き取りにくく、何回か聞きなおすとお父さんが教えてくれました。
その後、ポケカ歴、イベントを知ったキッカケ、どんなことがしたいか?
をいつも通りお父さんから聞きます。

普段はお兄ちゃんがポケカで遊んでいるらしく、自分も触りたい!と言うそうです。
普段触れているとはいえ、3歳児であることは変わりなく、読み書き等はできないと予想通りのお返事でした。
ここでわかったことですが、トムリンさんのnoteで出てきた女の子でした。
前回のティーチングがとても楽しかったらしく、また来てくださいました。
さすがトムリンさんだよなぁと思いながら、読み込んだnoteを思い出しながら、ティーチングに挑みます。

ポケモンに対する理解度の確認

まずは、空飛ぶピカチュウVMAXを見せて、ポケモンの名前を聞くと
元気な声で「ピカチュウ!!」と教えてくれました。
次にブイズシリーズを見せるとこちらも全て元気に回答w
シェイミだけわからなかったみたいで、あとは全部答えられるポケモンが好きな女の子でした。女の子すげぇぇ!!ポケモンすげぇぇ!!

ポケモンカードに対する理解度の確認

次にサンダースが、ワザを使うのに必要なエネルギーを、見本を見せながら教えます。

ワザを使うのに必要なエネルギーの見本

「黄色のカード1枚と何色でもいいからカードを2枚置くと、サンダースはワザを使えるようになるんだよ。」
「じゃあほかのポケモンはどのカードを置くとワザが打てるか、教えてくれる?」
と聞くと、上手に全部のポケモンにつけていきます。
こりゃいけそうだぞ?とここで期待が出てきました!

ルールの確認

女の子にこれを使ってゲームをしようと提案し、お父さんにも同時に声をかけます。ルールはへるしーさんのnoteを参考に説明します。

「こっちのカード(エネの山)から2枚引いて、手に持っててね。そしたらこっちのカード(ポケモンの山)から4枚並べてね」
「こっちのカード(エネの山)から1枚引いたら、手にあるカードから好きなカードを好きなポケモンに付けていいよ!そしたらお兄ちゃんの番ね」
「これを順番にやって、さっきやったみたいにワザが打てるようになったら、ゲットしていいよ」
「先に3枚ゲットしたほうが勝ちだよ」

上記のようになるべく難しい言葉を使わず、簡潔に指差しでルールを教えます。
また、本来であれば3タイプ揃えたほうが勝ちですが、ルールを増やすと情報のキャパオーバーをする可能性があるので、3枚取れたら勝ちという簡易的に変更しました。

いざ!本番!「ポケキャッチ」

ルール説明も終わったので、やってみようとなりました。
お父さんにも声をかけ、サポートをお願いします。

ゲームが進んでいき、ポケモンがキャッチできるようになると
「ゲット~!!」
と大きな声で、ポケモンを捕まえていきます。
本来、「ポケキャッチ!」というのですが、言いづらく感じており、ルール説明の時に「ゲット」と言ったところ、それがハマったらしく、取るたびに「ゲット~!!」と大きな声で楽しくやっていました。

一戦目が終わったところで女の子から
「もう一回」
と言われました。
普段の生活であれば、子供の「もう一回」は恐怖の言葉です。

親御さんであれば、子供の「もう一回」の恐怖をご存じでしょう。
自分は独身なので子供はいませんが、甥っ子と姪っ子とよく遊びます。
遊んでいる中で子供たちが楽しいと必ず「もう一回」と言います。
そしてこれは無限ループの入り口です。

この「もう一回」が聞けた段階で勝ちでした。
その後は何回やったかわからないほど、繰り返しやりました。
途中からは準備を促すと準備もできるようになりました。
最後のほうは集中力が切れてきて、ゲットの声も小さくなったのでいいところでお終いに

最後にお父さんと少しお話を
お父さんからポケモンカードの幅広さを驚かれました。
それと同時にティーチングのすごさにもお褒めいただきました。
うれちいw
今回やったゲームは「ポケキャッチ」というゲームで、公式YouTubeチャンネルにルール等あるので、ぜひお家でやってみてください。
とお伝えし、ティーチングを終了

最後に

今回、普段からお世話になっているトムリンさんの備忘録があったので、こういったティーチングができたと思います。
今までティーチングは、ポケモンカード対戦を広めるためにあると思っていましたが、トムリンさんのこういったティーチングを見て、本当に目から鱗が出まくっていたところに、こういうお話を頂けたので体験出来て本当に良かったと思います。
こういった柔軟な対応をできることを目指しながら、日々勉強していかないとなぁと、改めて感じた一日でした。

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