前回までで『第1部 データを活用して優れたプロダクトを作る』を見てきました。第1部では次の項目について理解しました。
#2:ソフトウェアプロダクトが主体なビジネスには「戦略(ビジネス)」「運用(定量)」「顧客(感情・定性)」の3つの目標がある。これをプロダクトに関与する人たちの共通の目標にする
#3:目標達成の進捗を測るメトリクスの種類と選び方
#4:運用(定量)と顧客(定量)データからインサイトを見つける方法
#5:顧客(感情・定性)データの計測方法
今回からいよいよ第2部で、有料ユーザーへのコンバージョン方法についてみていきます。
文字数:約3,500
参考図書
第2部 プロダクトは顧客体験の中心にある
5.プロダクト主導型のマーケティング
◼️ユーザーがマーケターになる
◼️購入前のトライアルとフリーミアム
6.ユーザーを顧客に変える
<#6_お金を払ってでも使いたいと思わせるのは楽じゃないの所感>
今回のセクションは自分にとっても身近で分かり易かったです。
最近フリーミアムがあまりに当たり前で、無料ユースの中でどこまで使い倒すが一種のモチベーションにすらなっている人も多いのではないでしょうか。
アプリが多すぎて、だいぶ粗悪なフリーミアムも多いのが現状だと思います。
先日mp3音楽プレイヤーアプリをiPadにインストールして使ったのですが、
広告が全面を塞ぎ操作不能
広告を閉じるボタンがどこにあるか分からない
再生している音楽よりも大きな音で広告の音声が鳴る
これはユーザー体験としてあまりにも劣悪で、広告を無くすためだけの有料会員というシンプル過ぎる戦略に幻滅しました。
フリーミアムの中で「楽しい体験」を含めて、有償で「もっと楽しい」を作らないといけないです。