
Photo by
snafu_2020
水道ニュース・霧島市・地震による水の濁り
今月8日に発生した震度5弱の地震の影響で、鹿児島県霧島市の一部地区では水道水が濁る状態が続いていました。市は12日、水源である国分台明寺水源の濁りが解消されたと発表しましたが、一部の住宅では依然として濁りが見られるため、対応を続けています。市は、住民の安心を確保するため、今月16日までを目途に給水活動を行う予定です。
濁りの原因は、配水管内に残っている濁った水であると市は説明しています。このため、市では連絡を受けた場所に出向き、濁った水を排出する作業を進めています。市は、住民からの情報をもとに迅速な対応を心掛け、日常生活への影響を最小限に抑えるよう努力しています。給水活動は霧島市役所前駐車場と霧島市役所隼人庁舎の2か所で行われ、午前9時から午後6時まで水の供給を実施します。
給水活動の終了時期については状況に応じて変更される可能性があり、市は早期終了や延長の可能性を示唆しています。市は、住民に対して最新の状況を市のホームページで確認するよう呼びかけています。
霧島市の水源の多くは、井戸水など地下水で構成されており、今回の地震でこうした濁水の影響が生じますが、ダムや河川からの取水に比べるとコストは低い傾向があります。
霧島市の水道ビジョンで、霧島市の水道事業の概要がわかります。
https://www.city-kirishima.jp/suidoukanri/documents/kirishima-suidouvision.pdf