替え歌:こいつのは無理だわ
こいつのは無理だわ
(元歌:恋音と雨空/AAA)
「クサイよ」と伝えればいいのに 言った先怖くて言えず
「匂うよ」と「クサイよ」が募っては増えてく
君との距離が1センチでも遠くなるなら 対価 払っていい
呪いかける こいつのは無理だわ
君乗車してから数分後の満員電車の中
「なんだこの匂いは」と皆が振り返った
いつもの8番目の車両 尋常じゃない悪臭する
汗も拭かず ずぶ濡れな君がそこにいた
ひん曲がった鼻 癒やされる物がこの世にあるのなら
いくら払っても手に入れたい
無理だよと諦めりゃいいのに 臭すぎてこらえきれず
「ヤツじゃない?」「ヤツだよ」と漏れるヒソヒソ声
次の駅まで一秒でも早く! ついたら遅刻してもいい
乗り換えるまでこの人ファブして
塞いだ鼻も 何故か凄く匂うの
匂い消す手段もなく 地獄のままで呼吸が止まる
雫が二つ 皆の頬を伝う
匂いすぎるヤツのせいと乗客は怒る
車で通勤が羨ましく思うことが増えた
いつから電車が怖くなったんだろう
でも今は降車して乗り換え できることなら このまま
背を向けて 出社せずに帰りたい
君が服を着替えないこと 君が風呂に入らないこと
これなら匂いも激しいかな
ファブリース使えればいいのに かける先遠くて見えず
体臭と加齢臭 それだけでもう無理
だけど二日酔いの口臭を 君が放つものだから
本当にずっと呼吸を止めたい
息止めるの肺活量を強くする為の試練だって
バカを言えるのなら どんなにいいだろうか
無理という事実通り過ぎて 今ではもう殺意持つ
失いかけた理性で やっと耐えた
本当はこのまま ぶちくらしてやりたくて
「クサイよ」と伝えればいいのに 言った先怖くて言えず
「匂うよ」と「クサイよ」が募っては増えてく
君との距離が1センチでも遠くなるなら 対価 払っていい
呪いかける こいつのは無理だわ