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話していて、通じないとモヤモヤする。僕が会話に何を求めるか。


導入:フェイク感・通じなさ

まずはいきなりこのメッセージを見てもらいたい。脈絡なく急に出てきた感じが否めないが、コミュニケーション・人間関係といったトピックだと思ってもらえれば間違いない。

【康弘⇒友人】にテキストで送った内容をいくつか👇

駆け引き(本心からずれたフェイク感)とかがダルいって思うタイプ。俺、ふざけてても本音から大きく逸れない人間だからこそ、そこが大きく乖離する人のふざけ方見てたら人間不信になりそう笑

大人数になると、急に立ち振舞が180度変わるみたいな「頑張りすぎてる人」を理解できないのは、フェイク感が苦手だから何だと思ってる。要するに、対大勢と対個人で人格がズレまくる人が好かんってことかも。

フェイク多いよな〜。別に全員もっと腹割れとは言わないけど、腹割る気ないやつとは仲良くするの疲れるから興味持ちにくい。結局最初から本音で対峙出来ない人とは、終始話が通じない感が強くてそれが悲しくて苦手

わからないとモヤモヤする

導入のフェイクという言葉からちょっとズレてしまうけれど、言いたいのは結局「通じない感じ」が嫌だなぁって部分。そして、自分は「ありのまま」を大事にしているんだろうなぁと強く感じる。どこまでが本当の自分なの?とかは難しい話だけど。


会社組織に属し始めて、初めての日本の首都東京での暮らし。今までに合うことのなかった種類の人間との関わりが増えた。

たくさんの素敵な人に出会えている。初めて話したのに、とっても面白くて、昔から友達だったっけか?と錯覚してしまうような人にもたくさん出会っている。その一方で「この人、どこまで行ってもわからないなぁ」と思う人にもたくさん出会っている。

モヤモヤした感覚があるのは、この「わからないなぁ」というタイプの人たちに対して。自分の主観でこう判断してしまっているから、「そんな一瞬でどんな人間か伝わったら苦労しねえよ」と言われればそれまでなんだけども、やっぱりモヤモヤする。

口から発する言葉が、その人の腹の底からちゃんと出てきているのか?
思っていること、感じていること、に忠実な言葉を発しているのか?

こんなことを考えたときに、「すぐに分かり合える人」はフェイクじゃなくて、ありのままで、そのままで、加工されていなくて、真っすぐで、軽くなくて、程よい重みがあって、説得力がある言葉を放つなぁと思う。

逆に言えば、自分が「分かり合えないと感じてしまう人」の言葉は、どこか薄っぺらくて、どこから出てきたのかよくわからなくて、本当にそう思っているのか不安になってしまいそうで、軽い感じで、響かないし、自分を懐疑的にさせてくる。

【懐疑】
物事の意味・価値、また自他の存在や見解などについて疑いをもつこと。「新療法の効果について私は—的だ」「人生を—する」

別に、良い悪いじゃない。この世の中の全員と綺麗に一瞬で理解し合えたらいいなんてことは思っていない。でも、あまりにも、わからない人(自分主観で)が不可解なのだ。それが先程の「モヤモヤする」の正体だと思う。

【もやもや】:[副](スル)
1 煙や湯気などが立ちこめるさま。「湯気で—(と)している浴室」
2 実体や原因などがはっきりしないさま。「—(と)した記憶」
3 心にわだかまりがあって、さっぱりしないさま。もやくや。「彼の一言で、—(と)していたものが吹っきれた」

モヤモヤの理由

それは、大学までは仲良しで、波長が合う人間とばかり一緒に時間を過ごしてきたからだ。付き合いたくない人間は自分の生活から排除していたとも言えるのかも知れない。

そこから、「自分が快適だと感じる人種」以外の大量の人間に会う毎日が東京で始まった。おもしろいんだけど、不可解な感じ、ちょっと心に引っかかる感覚はある。過去6年近く仲良くしてきたメンバーの持ち合わせている特性を期待して、新しい人と話し始めると、落胆してしまうことは多い。

なぜなら全然通じている感覚がないから。分かりあえていない感じがすることもある。通じないというと語弊があるなと感じた。分かりはするけれど、すごく表面的な次元でしかわからない。これがその人の言葉の本意なのか?がわからない。そんな感覚だ。

【語弊】
言葉の使い方が適切でないために誤解を招きやすい言い方。また、そのために起こる弊害。「こういう言い方をしては—があるが」

通じている感じがしない人

どっちかというと、「通じている感じがしない人たち」は、そもそも心を通わせようと思っていないのだろうか。だとしたら、通じなくて当たり前なのかも知れない。でも、通じた方が、僕は嬉しいなと思う。

この間同期と話していた。「仕事をしているときは役割を演じているに過ぎない」と。それもまた事実で、仕事は仕事だと思って、頭の中で別人格を起動して働いている人だっているのかも知れない。だけど、何を考えているのか、感情的な部分があまりにも見えないと、新卒目線では上司として怖すぎると思う。だから、やっぱり上にいる人たちって、「人と心を通わせるのが上手な人」が多いんじゃないかな?と思う。

会社組織を選んでそこに属するような人の括りで考えると、「他の会社の人間と心を通わせる気がない人」なんていないんじゃないだろうか?

異なる感覚を理解したい

でも、会社でも本当の心の内側がなかなか見えてこないなと感じる人っている。ある意味ミステリアスな感じの人だったり、多くを語らない人だったり、ふざけるのが好きであまり真面目な質問にちゃんと答えない印象がある人だったり。

これらの特徴・特性が悪いって言いたいわけじゃない。大前提、これは自分の「わかりあえたら良いのにな」っていう願望ベースだから。エゴです。

本当に誰に対してでも、自己開示をするハードルを感じない自分の感覚は普通じゃない。これに関しては、最近になって昔よりも強く意識するようになった。だからこそ、自分と全然違った感覚を持っている人たちの感性を理解したい。

相手目線で考えてみた

上に書いた「(笠井康弘目線で)本当の心の内側がなかなか見えてこない人」たちは一体どう思っているんだろう。予想してみる。

①ミステリアスな感じの人・多くを語らない人
②ふざけるのが好きであまり真面目な質問にちゃんと答えない印象がある人

  • 人に自分のことについて話すのが面倒?

  • 相手に自分の事を理解して貰いたいという思いが極めて弱い、またはゼロ?自分の中に何かはあるけれど、上手く伝えられないから諦めモード?

  • 言語化するのが好きじゃない?苦手?出来ない?

  • ふざけているモードの自分と、自分ひとりでいる時の本当の自分がいる?

  • 真面目に質問に答えても面白くないと思っている?

  • 俺が人として信用されていないから情報を開示してもらえない?


書いていて思ったのは、「理解したい・分かり合いたい」みたいな思いの有無というか強弱。みんなが旅行に行っても全然違った時間の使い方をするのがいい例で、価値観はみんな全然違う。毎日の時間の使い方だって、その人の考え方がモロに反映されるものだと思う。会話とか人間関係においても、何を求めるかは、価値観によって全く異なってくる。

じゃあ、今回のこの「通じない感じがしてモヤモヤする」件に関しては、「会話の価値観」に注目するとなにかわかるかも。

会話に何を求めるのか?

Q:通常、人は会話に何を求めているのか?

●情報共有
他者から新しい情報を得たり、自分の知識を共有したりすることを目的としています。

●感情の表現と共感
自分の感情や考えを表現し、相手からの共感や理解を得ることです。

●社会的つながり
友人や家族、同僚との関係を深めるために会話をします。

●問題解決
相談や助言を求めて、具体的な問題の解決策を見つけるための会話も多いです。

●娯楽と楽しみ
ユーモアや雑談を通じて楽しむことも重要です。

●自己確認
自分の意見や感情を他者に確認することで、自分自身を理解し、納得することです。

●支持と励まし
困難な状況や挑戦に直面したとき、他者からの励ましや支持を求めることがあります。

●文化的・社会的学び
異なる文化や社会的背景を持つ人々との会話を通じて、視野を広げ、異なる視点を理解することです。

●フィードバックと評価
自分の行動や考えに対する他者からのフィードバックを求め、自分の成長や改善に役立てることです。

●インスピレーションと創造性
他者との会話を通じて新しいアイデアやインスピレーションを得ることがあります。特にクリエイティブなプロセスにおいて重要です。

●自己実現
自分の目標や夢について話すことで、それを具体化し、自己実現に向けてのモチベーションを高めることです。

●調整と協力
共同作業やプロジェクトにおいて、役割分担や進行状況の確認を行うための会話も重要です。

●リラクゼーション
日常のストレスや緊張を緩和するために、リラックスした会話を求めることがあります。

●儀礼的・礼儀的交流
社会的な礼儀や儀式の一環としての会話もあります。例えば、挨拶や感謝の言葉を交わすことなどです。

この中の特に太字にした部分に関しては、大事だなぁと感じる。その中でも自分は何が面白いって思って人と会話しているんだろう?

自分の会話における価値観

●上の項目の中で、特に笠井康弘が会話に求めること
+なんでその要素を求めるか。

・視野を広げ、異なる視点を理解する
⇒自分との違いが楽しい。知的好奇心が満たされる。

・新しい情報、アイデア、インスピレーションを得る
⇒毎日がもっと楽しくなる。知的好奇心が満たされる。

・感情や考えを表現し、相手からの共感や理解を得る
⇒相手との関係値が上がる
⇒もっといい話が出来るようになって楽しくなる

・悩みや問題を解決する(そのための助言を得る)
⇒自分1人じゃ解決出来なかったことが解決出来ると嬉しい

自分でも書いていて、明確になってすっきりした感じがするが、笠井康弘は会話の中でもこういう部分に面白さ・喜びを見出しているらしい。

ここって、すごく人によって違うよねきっと。ここのベースがすごく違うのに、みんなある程度は自分と同じだろう。という憶測を前提にするから、俺は勝手に東京に気てから沢山の人と出会う中で「通じねえなぁ」と感じてしまっているのかも知れない。

モヤモヤに原点回帰+自戒

なんだか、全然人と分かり合えないみたいなことが言いたかった訳じゃない。分かり合えていると感じることの方がむしろ多い。

繰り返しにはなるけれど、仲の良いある意味で似たタイプの人間とばかり過ごしてきた大学生活から考えると、社会人になってからは全然「違う人(バックグラウンド、考え方、価値観、感性…が)」と関わるようになったのだから、わかりあえなくて当然だ。

自分に言い聞かせたいのは、序盤でも書いたように「この世の中の全員と綺麗に一瞬で理解し合える」訳はなくて、「理解したい自分の思い」をあまりにも押し付けるのは、ダサいし、なんか違うなって部分。

ベースにある価値観として、「別にお互い分かり合うことに喜び感じねえよ」ってタイプの人がいるとするならば、その人と分かり合おう、心を通わせようって思って頑張るのって本当に無駄。(強い言葉だけど、敢えて)

てか、人間の性質上、わかりあえる感覚が好きじゃない人はいないと思っているけれど、そこにそんなに大きな喜びを見出さない人も当然いるんだと思う。

そこの感覚(わかりあえることにどれほどの価値を置くか?)にも、これほど大きなズレが存在しうる。自分としては、この大前提が全然足りなかったなと書いていて気づいた。

勝手にモヤモヤするなぁとは思っていたけど、現実を早く受け入れろ康弘って話なのかも知れない。

感謝+おまけ

でも、逆に言うと、自分が周りの仲間にどれだけ恵まれているかを思い知らされた。これだけの数の人間がいるこの世界で、こんなにわかりあえると思える仲間と生きていけるってすごーく幸せなことだと思う。ありのままの自分でいられる+ありのままでいてくれるって素敵なこと。感謝!

みんな仲良くしてくれてありがとうね〜+この文章を最後まで読んでくれているのだとしたら、らぶです。せっかくだからこれをツマミにまたおもろい話をしよう。感想・コメント待ってるよ。

【noteで仲良くしてくださっている皆様】
書くことを通して理解し合ったり、新しい知識を仕入れたり、共有することに喜びを見出すタイプだと思うので、関わっていてすごく安心感があります。価値観がそれだけ似ているってことなのかなと思います。最近は社会人になって会社でたくさんインプットをするから、業後にあんまり文字を吸い込みたくなくて、noteを読めていません。ですが、土日とか、気が向いたときに読んでいます。今までより、ちょっとnoteとの距離感が離れてしまった感じはしますが、変わらず好きだし、定期的に書きたいと思うトピックが湧き上がってくるし、これからも続けます。これからもどうぞよろしくお願いします!!!

あ、ちょっと自分で目次を見ていて思った。今回の文章もいつも通りフェイクさゼロで、ありのままで、読んでくれる人に伝わるように願いつつ、楽しく書いていたな。自分の価値観を大っぴらに。相互に理解したいと思う人間だからこそ、自分をわかってもらえる材料は惜しみなく。自分の中だけで置いておくのも悪くはないけれど、俺から言わせてもらうと、ちと勿体ない。だからこれからも色々シェアしていく。

今回は久々に書いたからか、5600文字!若干の達成感!2時間弱書いていた気がする。非常にマインドフル。楽しかった〜。

最後まで読んでくださってありがとうございます!
また次回のnoteでお会いできるのを楽しみにしています👋

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笠井康弘
僕のnoteを読んでくださって、ありがとうございます!お金という形でのご支援に具体的なリターンを提示することは出来ないのですが、もしサポートを頂いた際は、僕自身の成長をまたnoteを通して報告させていただけるように頑張りたいと思っています。