〈コンポージアム2024〉マーク=アンソニー・ターネジの音楽
2024-05-22
個人的には年に一度の現代音楽(オペラシティ的には同時代音楽)の祭典 コンポージアムです。今年はイギリスのマーク=アンソニー・ターネジです。
プログラムはストラヴィンスキー、シベリウス、ターネジの作品です。
ストラヴィンスキー:管楽器のサンフォニー(1920年版)
シベリウス(ストラヴィンスキー編):カンツォネッタ op.62a
ターネジ:ラスト・ソング・フォー・オリー(2018)[日本初演]
ターネジ:ビーコンズ(2023)[日本初演]
ターネジ:リメンバリング(2014-15)[日本初演]
カンツォネッタの演奏はなんだかぼやけた演奏だったと思いましたが、音楽に詳しい方の批評を聞きたいところです。
ソング・フォー・オリーのオリーはオリヴァー・ナッセンのことだったんですね。オリヴァーは2001年のコンポージアムでの作曲家でした。
今日聴いた曲のなかでは最後のリメンバリングが一番好きでした。弦楽器はヴァイオリンなしのヴィオラ、チェロ、コントラバスという構成でした。ヴィオラとチェロのソロの掛け合いやハーモニーが美しかった。
2025年はゲオルク・フリードリヒ・ハースに決まっています。