トロント・ブルージェイズ プロスペクトランキング2021
どうも、ヤスです。
今回はマイナーリーグが現地5/4にようやく開幕するということで、メジャーと併せて楽しめるよう、MLB.COMにて公開されているブルージェイズのプロスペクトランキングを元に、それを日本語にして提供してみようと思います。私が独自に作ったものではないので、そこはご了承ください。
ランキングはこちらからどうぞ。
早速行ってみましょう!
No.1 Nate Pearson POS:RHP
1996/8/20 24歳 BAT/THROWS R/R
既にメジャーへ昇格済みであり、最速104マイルを誇る豪腕のエース候補。マイナー通算で1試合平均2.3個の四球と制球力も纏まっており、メジャーレベルでも決め球になるキレのいいスライダー、プラス評価のチェンジアップを操る。20年は4試合に投げただけで右肘を痛めてIL入り、今年はST中に鼠径部(脚の付け根)を痛めてIL入りと、健康面で不安を抱える。
No.2 Austin Martin POS:SS/CF
1999/3/23 21歳 BAT/THROWS R/R
20年のドラフト全体5位で指名され、ブルージェイズのフランチャイズ史上最も高額な契約金700万$でサインし入団。コンスタントに強くボールを叩け、フィールドのあらゆるところへ飛ばせる卓越した打撃技術が最大のウリであるスーパースター候補。アプローチも評価が高く、大学では通算で獲得した四球が喫した三振を上回った(四球85に対し三振が82)。大学では2B、3B、SS、CFと様々なポジションを経験しているが、ブルージェイズはひとまずSSとして育成したい模様。21年は2Aで開幕を迎える予定。
No.3 Jordan Groshans POS:3B/SS
1999/11/10 21歳 BAT/THROWS R/R
素早いバットスピードで長打を飛ばすスラッガー。19年はマイナーで開幕から23試合に出場しスラッシュライン(打率・出塁率・長打率)で.337/.427/.482と好調だったが、5月に足を怪我してそのままシーズン終了した。年齢に比して成熟したアプローチも評価が高い。SSとしてプレーしているが、スピードが平均的なことと、肩が強いことから将来的には3Bとしてプレーする可能性が高いと見られている。レッドソックスのマイナーに在籍しているJaxxは実兄で、こちらのポジションは弟とは違いキャッチャー。
No.4 Simeon Woods Richardson POS:RHP
2000/9/27 20歳 BAT/THROWS R/R
19年にマーカス・ストローマンとのトレードでメッツから加入。91〜95マイルの速球を制球よく操り、スライダー、カーブ、チェンジアップの評価はいずれも平均以上と、変化球も優れている。21年3/25のSTではヤンキース打線と対峙し、3イニング無失点4奪三振と、見事なピッチングを披露。年齢に比して成熟したピッチングを見せており、今シーズン終盤にもメジャー昇格の可能性あり。
No.5 Orelvis Martinez POS:SS
2001/11/19 19歳 BAT/THROWS R/R
18年7月に契約金350万$で入団したドミニカン。パワーの評価が最も高く、彼を見たスカウトはレンジャーズ等で活躍したエイドリアン・ベルトレを引き合いに出す者もいるとのこと。打撃技術の評価も平均以上だが、打席でのアプローチは向上させていく必要がある。SSとしては体格が大きくなりつつあるが、動きは滑らかで、首脳陣は彼がSSに残れると考えている模様。肩も強く、3Bに移ることがあっても問題なくプレーできるとの評価。
No.6 Alek Manoah POS:RHP
1998/1/9 23歳 BAT/THROWS R/R
最速100マイル近い速球を持つ大型ピッチャー。試合終盤までそれが落ちないスタミナ面も評価が高い。スライダー、チェンジアップの評価はいずれも平均から平均以上で、特にチェンジアップはプロ入り後に大きく改善された。試合で対戦した打者の反応を書き留めて、ノートにするという研究熱心な一面も。21年は3Aで開幕を迎える予定。
No.7 Gabriel Moreno POS:C
2000/2/14 21歳 BAT/THROWS R/R
19年にシングルAにて打率.280 12HR、OPS.823を記録した打撃がウリのキャッチャー。三振も四球も少ないタイプの打者で、パワーよりはヒットツールの評価が先行している。キャッチャーとしてはまだ発展途上も、運動能力の高さは評価されており、成長が見込まれている。開幕は2Aで迎える予定。
No.8 Miguel Hiraldo POS:SS/2B
2000/9/5 20歳 BAT/THROWS R/R
17年に契約金75万$で入団したドミニカン。19年にルーキーリーグにて打率.300 OPS.829を記録した打撃の評価が最も高いが、引っ張りにかかる傾向が強いことが課題とされている。守備はまだまだ向上が必要で、体が成長するにつれて3Bに移る可能性が高い。
No.9 Adam Kloffenstein POS:RHP
2000/8/25 20歳 BAT/THROWS R/R
93~94マイルの沈む速球と、いずれも平均以上との評価を得るスライダー、チェンジアップを組み合わせるスターター。Sportsnet記者のArden Zwelling氏の記事によると、速球は最速99マイルを記録したとも。ランキング3位のGroshansとは高校でチームメイトだった。
No.10 CJ Van Eyk POS:RHP
1998/9/15 22歳 BAT/THROWS R/R
20年のドラフト全体42位で指名され入団。90マイル前半の速球と、変化球は特にカーブの評価が高い。チェンジアップ、スライダーも投げるが、いずれもまだ磨きをかける必要がある。ブルージェイズは豊富な経験と運動能力を高く買っており、長期的にスターターとして育成していく模様。
いかがでしょうか。冒頭にも書きましたが、マイナーが現地5/4に開幕します。未来のスター候補達に注目してみるというのもMLBにおける一つの楽しみかたかと思いますので、ぜひお気に入りのプロスペクトを見つけてみてください。