小話から学んだ方がいい未来
おはようございます。
意外と縄跳びの反応が良くて、縄跳びに感謝している坂口です。
#需要あった 。
さて。今日のテーマは「王に王冠をもらった雀達はどうなるのか?」というテーマでお話ししていきたいと思います。
後半は「星を見に行くかい」のことになります。
「まずはざっくりお話し」
みなさんは、ある村の王様を雀の群れが助けた話を知っていますか?
雀に助けられた王様は雀に「なんでも欲しいものをやろう」と言ったそうで、雀達は話し合った結果、「王様の王冠を欲しい」と言ったそうです。
王様は「やめた方がいい」と言ったそうですが、雀達は「王冠がいい」と言って王様の王冠をもらったそうです。
雀は嬉しくて、王冠を着けて飛び回ったそうです。
すると、今までは雀が飛んでいても気にもならなかった地上の人間達が、
「あれ、雀がつけているの王冠じゃね?」となり、雀を銃で狙い出すのです。
まぁ、後のオチは皆さんの予想通りです。
この話で学びたいのは「人間は強欲のある生き物だ」ということの反面で、
「自慢をするな」という話だと思います。
でいうと、この雀の甘さは甘い話に感情的に決めてしまった事で、王冠をもらった後の自分たちのリスクまで考えなかった事でしょう。
僕のモットーにしている言葉に「人間万事塞翁が馬」という言葉がありますが、いい時、悪い時の概念がこの言葉を聞いてひっくり返りました。
#よかったらみてね
いい時に見なくてはいけないのは、「悪くなる未来」で、悪い時に見なくてはいけない未来は「良くなる未来」です。
これをずっと明るい未来を見ちゃう人はただのポンコツですし、ネガティヴな時にネガティヴな未来を想像しちゃうと落ちるだけになっちゃいます。
僕は「いっつも明るくて、悩みがなさそう」と言われますが、自分の調子がいい時こそ、人の役に立つことを意識しますし、悪くなると人の為を意識します。
#結局変わらない
「人という字は人と人が助け合って。。。」という言葉がありましたが、まさにそうで、僕たちは助け合ってしか生きていけない。
まず僕たちが考えなきゃいけないのは、「活かす」ということで、何がしたいとかは二の次、三の次だと思います。
どうやればこの社会に自分を活かせる?を考える方が大事だと思います。
「将来はわからないことがわかっている」
僕は繊細な蟹座の弱虫なので、「ここでは自分は活かせない」と思うと逃げるように去って行きます。
日本には「石の上にも3年」という言葉がありますが、心理学的にいうと、
サンクコスト効果という時間やお金やを使えば使うほど諦めれなくなる
という効果があります。
要するには、食べ放題で「元をとってやろう!」と思ったり、ギャンブルで、取り返そうとする行為のことです。
「それなら大丈夫」と思った人もいるかも知れませんが、長く付き合った人に情が移って別れにくくなるのもサンクコストですし、一から考えた企画を「せっかくここまで考えたのに!」と言ってやめれないのもサンクコスト。
僕の知り合い(というより友達)は34歳付近にいるので、そこそこおっさんです。
#さも自分は違うと言わんばかりの言い方 。
10年以上サラリーマンを続けていると、どれだけ愚痴が出ようが、嫌気が誘うが、辞める決断は難しくなります。
僕からすると、30代はまだ体力があるので、将来考えるなら「チャンスは今じゃん!」と思いますが、色々と話していると「知っている」というんです。
このまま40歳になったら、「こんな風になるんだろうな」というイメージも付いているし、自分がそれが嫌ならやらなければいけないことも知っている。
じゃあ、なんでしないのか?(出来ないと言った方が正しいかも)というと
「わからないから」だと思います。
人にとって「わからない」は結構ストレスで、「聞いていない」という怒りは結構多いと思います。
となると、
「自分の(満足はしていないけど)見えている未来」の方が「全く見えないけど、一歩踏み出した未来」よりも安心するので、そっちを選んでいるんです。
これをコンフォートゾーンと言ったりもしますが、一歩踏み出すのは難し様に人間は設定されています。
「僕が見たいのは満点の星空」
僕は我慢は必要ないと思いますが、「頑張る」というのは必要だと思っていて、特にスタートは「頑張る意識」がないと絶対にグダると思います。
本当に最初がめちゃクソ大事で、最初なんて「意地」と「気合」以外に何かあるなら逆に教えてほしい。
「なんでそんなに走るのか?」と言われますが、僕にとって満点の星空ほど綺麗なものがないからだと思います。
僕は25歳の時が一番大変で、
「お前は甘い」とか「お前にできるわけがない」とか「何がしたいの?」とか基本的には否定をされ続ける人生でした。
#年下にも言われていた 。
確かに、一般的に25歳は若いけど、もう子供ではないので、当時の僕が夢見心地に見えたんだと思います。
俯瞰で思うと完全にイジメですが、それでも明るく夢を語っていたので、イジメがいがあったんだと思います。
ですが、本心はめちゃくちゃ悔しかったし、よく一人で海に行って、泣いていました。
ですが、その時にたくさんの人に反対されて今は良かったと思えます。
だって「絶対に見返してやる!」と思えたから。
だから、海外にも行ったし、ヒッチハイクもした、最近だとダンスでゼップにも立ったし、本も出版したし、そして、その本を売るために何百人に頭も下げた。
#で100冊以上売った。
この時に、
もし僕が「君ならできるよ」ってな甘い言葉だけもらっていたら、その「いつかの日」をいまだに待っていたかも知れません。
おかげで今となっては34歳で「縄跳びにハマっていまーす!」と言ったところで誰にも何にも言われなくなりました。
#明るいなーとは言われた笑笑
そんな僕は今回「星を見に行くかい」で見たいものは二点です。
それは僕の友達(34歳組)の子供心を取り戻させたい。
無邪気に笑って、新しい友達ができて、また来年したいねって最終的に言い合う時間にすること。
もう一点は「大阪組」に人を喜ばせる覚悟を喜びを伝えたい。
「喜んでくれたらいいなー」と「喜ばせてみせる」は対極にいて、
似て異なることだと思っています。
その二点と星空が相俟ったときに、僕の見る星空は満点になると思います。
ということは「満点」に出来るのかは僕の問題になるので、まだまだやることは多そうです。
そんなこんでまだ腰の痛みは消えませんが、とりあえず縄跳びしてきまーす。
坂口靖彦でした。
ばいちゃ〜