センスを作らないと何も生まれない。
おはようございます。
好きなタイプは「腹黒い人」なのかも知れないと思い出している坂口です。
さて、『センスについて』というテーマでお話ししたいと思います。
センスとは便利な言葉で、諦めようと思うと簡単に諦めらめてしまう魔法の言葉にもなります。
ですが、プロの中のプロになるならば、先天的なセンスは必要かも知れませんが、飯を食べれるくらいのプロになるのは後天的なセンスで僕は十分だと思っています。
『プロはプロ』
先日読んだ本で書いてあった話がそうだよね。と思ったのでシェアをしようと思います。
「カジノで稼ぐプロギャンブラーは勝てるゲームをする。」ということ。
素人が多いゲームとプロが多いゲームならどっちにあなたなら座りますか?と書かれていたのですが、答えはもちろん「プロ」の方です。
理由は簡単で、プロが集まっているということは、そっちの方は勝ちやすいからであって、それ以上のなんでもない。
多分、それは満場一致だと思うんですね。
この話から学べることは二つで
「確率論」と「環境」にこだわった方がいい。と言うことだと僕は思っています。
実生活に置き換えたらどうでしょうか?
僕たちは「自分がなりたい自分」「自分が憧れている環境」にいるでしょうか?
センスって先天的なものでもあると思うんですが、センスが壊滅してなければ後天的である程度賄えると思っています。
僕はボイストレーナーというお仕事柄、歌の得意な方、苦手な方とよく接します。
その中で「センス」ってこういうことなんだ。と思うのが、苦手(音痴)な方でも、音楽的インプットが足りてない音痴な方と音楽的アウトプットが苦手(インプットができている状態)では、伸びが違うということ。
音楽的インプットとは、一言で言うと、「音楽をどれだけの量を聴いているのか?」と言うこと。
カラオケ文化のある日本において、「歌が苦手」というストレスは大きいようで、飲み会での席で歌わされて、その後の雰囲気も地獄で。。。ある程度で良いので歌えるようになりたい。と言う人は多くいらっしゃいます。
そんな人に多いのが音楽に対する拒絶です。
「上手くなりたい」にはフタパターンあって、
「できれば上手くなりたい人」と「上手くなってみたい人」がいらっしゃいます。
この二つは、似ているようで全然違います。
できれば=無理だろうけど
上手くなってみたい=可能性を疑っていない
できればの方に限って、音楽をあまり聞く習慣がない。あまり聞かない方が多いんです。
それでは「センス」は磨かれません。
『まずはイメージを作ることが優先』
「あの、、、ボールを投げて、木の棒で打って、走るスポーツ!」って言われると大体の人が野球を想像したんではないでしょうか?
#それか 、ソフトボールね
これって、大前提として「野球を見たことがある」ということだと思います。では、野球を見たことない人に対して説明するなら、もっと分解しないといけませんし、一回見せたほうが早い。
これと一緒で、僕は人生とは「センス」だと思っています。
誰といるのか?何をするのか?どうたち振る舞うのか?
全ては何を選択するのか?という「センス」だと思います。
では、そのセンスはどこからくるのか?と言うとインプットでしかありません。「情報」や「体験したこと」や今までの経験での財産です。
音楽をあまり聞かない方はそもそもイメージがないんです。
歌手ってこう歌っているよね?とかこんな顔して歌っているよね?みたいなイメージがないので、野球を知らない人にずっと野球を説明するのと同じ状況です。
アウトプットはインプット量さえある程度あれば、トレーニングでなんとでもなります。
インプットこそが大事だと僕は思います。
それでは坂口靖彦でした。
ばいちゃ〜