自分の気持ちに嘘をつくポジティブはネガティブ
おはようございます。
女子高生と恋愛の話が未だに出来る坂口です。
#恋愛最高
さて。
今日は「言葉の力と宮崎駿」というテーマでお話ししていきたいと思います。
無理矢理なポジティブ
よく自己啓発などにある「プラスな言葉を口にしよう!」みたいなことが書いてありますが、その本質無理矢理なポジティブによる弊害もある気がしていて、僕は「ポジティブ=明るい」ではなく「ポジティブ=強気」だと思っています。
SNSを見ていると、無理矢理ポジティブになろうとしている人を見かけることがありますが、例えば、「今日も私はよく頑張った偉い…」みたいな。
本当にそう思うのであれば、それはいいのですが、僕の友達にもいますが、そういうことを書く人は優しくて繊細な人が多い気がしています。
今回でいうと、それが「悪い」とかではないのですが、ことビジネスに関していうと、「頑張ったからえらい」という満足感よりも、「まだまだ出来るはずだ」というハングリー精神の方が必要なんだよなと思っています。
そう思うきっかけは二つあって、
一つ目は先日、一日中何も食べてはない日があって、夜に少し多めに食べちゃったんですよね。すると、面白いもので、満足感で一日を満足しちゃったんです。
まだ、ライブの曲を覚えたりなどがあるのにです…
仕事=会社に行くの方とは違って、作っている人に関しては、制作時間はお金はもらえなくて、いいものを作った先にしか、お金はいただけません。
要するに、イベントに来てもらって、お金をいただけるわけで、更にいうと、そこでの判断で次回以降が決まるということ。
「面白くなければ、次回はない」という世界で生きる以上は、今回にかけるしかないんです。
そうなると、無理矢理なポジティブはあんまり動力にならなくて、それが、分かった日になったんです。
満足と宮崎駿
先ほどの話ではありませんが、クリエーターと会社に行く=「お金をもらう」という人を一緒にする方がおかしい話かもしれませんが、宮崎駿さんのドキュメンタリーを見たことがあるのですが、めちゃくちゃネガティヴなんです。
「あぁぁぁぁくそ。めんどくさい」
「あぁぁぁあぁやめたい。なんでこんなめんどくさいことやってんだろう」
などなど、、めちゃくそネガティヴなんですが、不思議とパワーを感じるんです。
きっと、そのパワー自体は「こんなもんじゃない」「もっと良くしたい」の裏返しで、そのパワーが生んだ作品が弱いわけありません。
イベントもそうですが、最終的には「力」を伝える作業で、心を震わせなければ、いい作品だと評価されることがない。
そう考えると、今日も「満足マインド」よりも「もっと出来るはずマインド」を使った方がパワーは生まれると思います。
僕の音楽の専門学校時代に言われた言葉ですが、「音楽は九割が地味で一割が派手。でも、その一割が忘れられなくて、また九割頑張っちゃう。でも、九割を頑張らないと一割の世界を見させてもらえない。面白い世界だよ」
という言葉の通りだと思います。
つまるとこと、見えないところで頑張るしか、見えるところで輝く方法はないよ。ということ。
そんなこんで今日も、イベントやボイトレ業頑張ってきまーす。
坂口靖彦でした。
ばいちゃ〜