日記〜ハンガリーに来て今考えること
おはようございます。
今日は「海外に来て1週間で感じていること」というテーマで書いていこうと思います。
「僕を支えるのは回り道」
何かを決める時には「選んだ道」or「選ばなかった道」がいつもあります。
この選択肢があっているのか?の答え合わせが出来る日なんて、一生来なくて、選んだ道が合っていたんだと正解にする人生しかないんです。
そう考えると、甲子園を目指して頑張っていた高校時代。
未だに覚えているんですが、試合に負けた瞬間に「悔しい」とかよりも「もう終わったの?明日から何を目指すの?」みたいなことを思っていたのを覚えています。
それくらいゴールがないというのは、僕にとって辛いことでした。
そして、社会人になってダラダラと働いていましたが、23歳になった時に自分は会社員が合わないと気が付きました。
そこで本気で迷い、悩んだ結果、音楽に出会う訳です。
そして、音楽に出会った僕は、どのように音楽を続けて行くのか?ということに迷い悩み続ける訳ですが、僕の人生はまぁ、悩みが尽きないなぁと思う訳ですわ。
そして、今の悩みは「歌える環境が1ミリもない」という所。
もちろん、歌は体力みたいなもので、歌い方をマスターしていても歌っていなかったら、忘れてしまうし、(歌う)筋力が落ちると、イメージした通りに歌えなくなります。
要は昔のヒット曲を歌手の方が歌ったら、「全然声出てないやん!」というアレです。
僕には大阪でボイストレーナーとして独立する未来もあった中で、海外で移住するという未来をとった訳なんですが、海外移住の方が不透明な未来だったんです。
でも、それを選択したのは、間違いなく僕で、他の誰でもありません。
そう考えると、今の僕がしないといけないことは、あれもこれも欲しいと欲張ることではなく、「認めること」で、ミュージシャンとしての自分を横に置くことなのかもしれません。
トレードオフと言われたりもしますが、
「何を得たければ、何かを犠牲にする」というのは原理で、
音楽より海外生活をとったのかもしれません。
「一人の時間の重要さ」
僕は一人の時間を重要視する訳なんですが、一人の時間が減ると悩みやすくなるというのは性質として僕は持っています。
多分理由としては、「考える時間がない」という所で、静かで考えられる時間が僕の人生を作っているので、その時間がないと、時間を無駄している感じがするんだと思います。
僕の持論ですが、この地球で生まれて一人になる方が難しいと思うんですよ。理由としては僕たちは社会的な動物なので、基本が群れているので。
だからこそ、一人になると「寂しい」とか「暇」と感じて、人を求めたりしちゃいますが、その(一人の)時間は人間という動物にとっては、必要だと思っています。
もし、あなたなた一人の時間に何をしますか?
この時の答えって自分が今進んでいるべき道なので、俯瞰でみた時に、無駄しているなぁとか思うことが多いんです。
今の僕がまさにそう。
ヨーロッパに来て約2週間。
体調を崩したり、歌が全く歌えない環境だったり、ただただ、遊んでいるだけの日々に不安が出てきているだけで、本当はこのヨーロッパの景色が見たかったんです。綺麗な街並み。歴史に触れたくて、全てを置いて出てきたんです。
そして、その中で、自分がどう大きくなって行くのかは、想像もつきませんが、挑戦したくて、全てを横に置いてここにいるんだと再確認出来ました。
僕の人生は野球をやっていた18歳の時では、想像もつきませんが、音楽で生活をしたり、海外に移住をしたり、まぁ、それなりにはちゃめちゃです。
でも、だから人生を面白い。
今日も楽しんできます。
坂口靖彦でした。
ばいちゃ〜
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