日記。ただ僕がぼんやり思っていること
おはようございます。
引越し=「自転車する旅」という常識を作ろうとしている坂口です。
#多分流行らない
さて。
今日は「夢が叶う時に次の夢が出来る気がする」というテーマで書いていこうと思います。
今日はただの日記ですが、今の気持ちを残したい意味もあるので、是非読んでいただければ幸いです。
「色々なものが返ってきた3月」
どうやら大阪に来て約2年半くらいが経ったみたいで、早いようで短いようで、やっぱり早かったかな?みたいな感じです。
#やっぱり早くないかも笑
特にこの3月は忙しかったですが、忙しい時間ほど、流れる時間は早いもので、とうとう今日、大阪を出る日になりました。
ボイストレーニングの講師を仕事にしていましたが、それも大阪に来てから始めました。
そんな昨日はボイトレのお仕事の最終日でした。
最初、僕にとって、先生業は初めてだったので、正直戸惑いもありましたが、
まず、僕自身が「どんな先生になりたいのか?」という像をしっかりと立てないといけないなぁと感じて、その答えが出るまでは迷走していました。笑
「歌を上手くしてあげる仕事だから、歌を上手くしてあげなきゃ!」と最初は鼻息フンフンだったんです。
ですが、ちゃんと転けました。笑
ボイトレ講師として歌を上手くするのはもちろんですが、それにプラスで付加価値がないと僕を選ぶ理由はどこにもありません。
「じゃあ、自分が提供出来る付加価値ってなんなんだろ…」
最初の数ヶ月はこれが頭から離れませんでした。
そして、僕が見つけた自分がなりたい先生像は「人生観を変えるほどの先生になりたい!」でした。
思い返せば、
18歳の時に「甲子園で野球がしたい!」と願った夢が散った時に、僕の夢や目標の類いが無くなりました。
いわば、ゴールの無い道を走らなきゃ行けない道に突入したんです。
高校卒業して就職して、
ただ、毎日仕事に行って、それはそれで楽しいんですけど、先を見た時にそれ以上でもない人生。
きっと、このままの生活して大体何歳くらいで、結婚とかして、何歳くらいの時に子供ができて…
という、まぁ予想の付く人生をあとは歩くだけの人生が待っていると思うと、その人生を受け止める勇気は僕にはありませんでした。
満足感もなければ、充実感もないまま社会人として、このまま何十年もこの会社にいるのかよ…と、こんな僕でも、ちゃんともがいていました。
先ほど「人生観を大きく変えられる先生」と言いましたが、若い頃の僕はずっと探していたんです。
「面白いと思える大人を」
何だかずっと青春をしているようなキラキラした大人をずっと探していたんだと思います。ですが、身近にはいませんでした。
きっと、今の僕の想いや信念は、その頃(20歳)の僕が求めていた大人の姿で、毎日楽しそうにしている大人の姿をどこかで求めていたんだと思います。
そして、2年半前に先生になって、昨日、一旦、先生業を終えた訳なのですが、やっぱり一番嬉しい言葉は「人生観が変わりました」と言ってもらえたことでした。
僕は普段から「人の可能性を広げる」と言っていますが、人の可能性は基本的には「出会い」からしか変わらないと思っていて、その手段が、本であったり、場所であったり、体験であったり、、、違うとは思うんですが、要するに、
「人」が運んでくれるんだと思うんです。
本にしても書いているのは人ですし、環境にしても結局は人。
例えば、
インドに行くと人生観変わるとか言われますが、インド人が僕たち日本人と同じ考え方、同じ性格、同じ文化だったら、人生観がそんなに変わらないと思うんです。
つまりは、その環境でいるからこそ、形成された人柄が良くも悪くも違うからこそ、人生観が変わるんだと思います。
外に出る重要さはそこにあって、今の自分を外から見るというのは、本当に大事だと思っています。
そうなると、受け止めたくなくても、受け止めなきゃいけないこともあるし、闘いたくなくても闘わなきゃいけない場合もあると思います。
ただ、
僕の中で大事なのはこれからで、星の王子さまの言葉を借りるなら、なつかせた責任は必ず生まれると思っていて、ここから(僕の)人生をかけて、「あの人と出会ってよかったな」「信じてよかった」と思わせられるほどに、自分の道を独自に切り開いていかなきゃと思っています。
大阪に来た時に(僕の中で)思い描いた未来よりも色々なことが挑戦できたし、本当に温かい人ばかりだったので、楽しい2年間でした。
「夢が叶った瞬間に次なる夢が出来る」
この3月は僕が夢に見ていたことが、一つ叶ったタイミングでした。
初めて出会ったのは7年前?くらいですが、その時に「一緒に仕事がしたい」と本気で思った方と仕事が出来たんです。
夢が叶う瞬間は本気で自分の夢を叶えに行くというよりも、忘れた頃に思い出したように叶うことが多い気がしていて、今回でいうと僕の大切な生徒さんに「恩返しがしたい」と考えて
「イベントをしよう!」と思ったわけなのですが、彼女(夢の人)以外のブッキングは考えられませんでした。
#なんなら彼女が無理だったらイベントすらしてないかも
(夢を叶える)タイミングとして、「今だ!」みたいな声が聞こえたんですね。ここのチャンス逃すと一生この人と仕事するチャンスないぞ!って。
ですが、夢が叶うタイミングは本当にこんなもんだと思います。
よく恋愛でも「なんでこのタイミングなん!」とか「タイミングが命」と言いますが、自分が追わなくなった瞬間に向こうからやってくる。
それは恋愛も夢も一緒な気がしています。
#モテない君へ 。赤ペン引いてね。
そして、夢にはもう一つの性質があると思っていて、「夢が叶う時もう一つの夢が出来る」ということ。
僕は今回一つの夢が叶いましたが、その瞬間にもう一つの夢が生まれました。それは5年後にまた集まって、面白いことをする。
イベントの最後に「また5年後にみんなで会いましょう!」と言っちゃったわけですが、僕のメッセージの核としては、(5年後は)今10代の子達が20代になるわけなるわけで、もう今よりも色々と経験してると思うんですね。
その上で、
「面白い(魅力的)と思ってもらえる大人になってほしい」ということでした。
年齢を重ねると考えることをやめて、惰性で生きてしまう人もいます。
そんな人が悪いとも思いませんが、僕としてはせっかく素敵な笑顔を持って生まれてきた以上、その笑顔を大事にしていてほしい。
「もし、目指したい大人がいないなら、僕がそこに向かった走っているから、いつかまた一緒に走ろう」と言った所で、勘がいい方ならお分かりだと思いますが、そうです。これは20歳の時に僕が出会いたかった大人の像です。
正直、人生の正解なんて僕にはわからないけど、一生懸命生きるしか出来なくて、頑張って走る姿が誰かの勇気になると信じるしかないと思っています。
そんなこんなで、大阪ー姫路間(約90キロ)を約2年半ぶりのママチャリ引っ越しを決行します。笑
それでは坂口靖彦でした。
ばいちゃ〜
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