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【高校サッカー】ありがとう大塚監督

2014年1月13日。第92回全国高校サッカー選手権大会決勝。国立最蹴章。

「祈る父、一朗。」

「富山一高、同点!アディショナルタイム3分を経過、ドラマが待っていました!THIS IS TOMIITI !」

富山県中が感動に包まれた、高校サッカーの歴史の一ページを作った。それを率いた大塚一朗監督。

しかし、12月16日の夕方、衝撃のニュースが飛び込んできた。

「大塚一朗、モンゴル代表監督就任へ」

 富山第一の監督を退くことに決めたとのこと。正直なところ、富山第一以外のところで指揮を執る姿は全く想像できない。なによりも大塚監督を慕って入ってきた1・2年生もいるだろう。外部から無責任と言うのは簡単であるが、大塚監督が決めたことに異を唱えるつもりは全くない。むしろ歓迎したいぐらい。

そして迎えた選手権大会初戦。まさか、だった。決めきれない富一、身体を張る宮崎日大。今大会は番狂わせが多かった。このままいけば、2度目の全国制覇、大塚監督の花道を飾れるはずだった、富山県民の多くが期待したシナリオだった。しかし、番狂わせを許してしまった。確かに富山県中の巧い選手が集まってくる所で、しかも水橋高校が再編の影響で無くなることになっている。ライバルが一つ減ったことになる。普通ならそれはいいことであるが、それは北陸、富山の地とすれば大きな損失である。なぜなら


ライバルの存在=自分を高める存在

                          であるのだから。

大塚監督には富山県民一同が感動を与えてくれた92回大会を忘れてはいません。改修前最後の国立で見た夕日をもう一度見たい。それを新国立競技場でという夢は叶いませんでした。しかし、いつの日かもう一度優勝してくれるでしょう。その時の監督が大塚監督かどうかは分かりませんが、大塚監督の残してくれたものが必ずや生きてくるでしょう。

ありがとう、大塚監督。次のステージでも頑張ってください。
遠い日本の地から、健闘を祈っています。

             とある富山出身の富山第一サッカー部のファン



もし、大塚監督ご本人が読んでいただけたらyasu.note.jim@gmail.comまでご一報ください。色々お話を聞いてみたいです。



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yasu
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